甘く、甘く、甘く。 M・N～ PART 1

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A・・・？　甘く、甘く、愛すから

１３、意外な来店者～あなた～

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私が叫んだもんだから、

お兄ちゃんとまぁくんが飛んできた

雅紀「・・・・ウソだろ・・・」

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A「ふえ？」

店長「あ～そうゆうこと？雅紀に任すぞ？」

雅紀「あ！うん、ゴメン！！」

そう言ってお兄ちゃんは外に会釈したら、カウンターに戻ってこぼれてたビールを拭きだした

A「や・・・何・・・？」

雅紀「あ、A！？大丈夫！？触るよ？手、出してごらん？」

A「あ・・・あ・・・うん・・・」

雅紀「ビックリしたよね・・・あぁ！！！こんなに涙ためて・・・ほら、おいで」

まぁくんは外に顔を向けて口パクで何かを言うと、

訳がわからない私の手をしっかり握り、奥の席まで連れて行ってくれる

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雅紀「A？ほら、座って？ビックリしちゃったね・・・けど、彼らはオレの友達だからお店に入れたいんだけど・・・いいかな？」

A「え・・・？お友達？」

ギュッと手を握って、椅子に座った私の目線に合わせて優しく微笑みかけてくれる

雅紀「うん♪あの、一応ね、Aも知ってる人なんだけど・・・」

A「ウソ！？」

雅紀「あ！けどけど、会ったことはない・・・かな？」

A「そう・・・なの？」

雅紀「とりあえず、外に放置してきちゃってかわいそうだから連れてくるね？」

A「うん・・・」

雅紀「ん！！イイコイイコ！！Aは涙がひいて落ち着いたらおいで？」

まぁくんは私の頭を優しくなでるとゆっくりと立ち上がり、観葉植物の鉢植えにぶつかりながら向こうに行ってしまった

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A「ぷ！まぁくん、ダサい！(笑)」