小雪が舞う頃・・・〜一生忘れない〜　完結

『あの時気持ちを伝えてたら』なんて今でも時々想う　

４、純な謎凛：「違うんだ、俺・・・」
芽衣：「なに〜？」
凛：「何でもねぇ、悪ィ」
芽衣：「そ」
汚く言葉を吐き捨ててその場から立ち去るｱﾀｼ
遠くから見ていた杏里はｱﾀｼを強く睨みつけていた…らしい
=授業中
杏里から紙が回ってきた
【芽衣へ 先輩と付き合うの〜？？よかったぢゃン☆杏里も恋したいなァ〜応援してね！！ 芽衣も幸せにね！！！！ 杏里、もしかしたら…☆杏里☆】
なんで、、、？何で知ってるの？凛にしか言ってないはずだよ・・・聞こえてたのかな・・・？？
芽衣：「ねぇ、凛」
凛：「なんだよ 説明聞かなくていいのかよ？」
芽衣：「ち、違うんだよ！！凛って、何でこの高校受験したの？」
凛：「別に…///かーちゃんが行けって・・・この高校に・・・」
芽衣：「ふぅ〜ん。そっか、」
凛：「芽衣は千鶴先輩が居るからでしょ？」
芽衣：「ご名答」
凛はシャーペンをくるくる回し始めた
ｱﾀｼは先生が書いている文字を眺める
なんて書いてあるんだ？まだ勉強の状況じゃないぞ。
明日の連絡・・・達筆すぎ。ウザ〜
不意に窓の外を見る 桜が満開だァ・・・
綺麗だなぁ・・・

=放課後
教室を出る
？？：「芽衣！」
芽衣：「あ、、、紅先輩ッ」
千鶴：「だ〜か〜ら〜千鶴！！！！」
芽衣：「めんしゃい」←ごめんなさい
千鶴：「帰ろうよ」
芽衣：「ぇ、、いいの？」
千鶴：「芽衣がいいならいいよ」
芽衣：「うん！帰ろ！！」
〜窓から見た桜を真下で見る
芽衣：「綺麗だね、桜」
千鶴：「芽衣の方がきれいだけど」
な、、、何を言い出すんだ!／／／／／／／
芽衣：「ふぁ、、ありがとぉ・・・」
紅先輩の顔を見る。真っ赤に染まってた 夕日のように・・・
？？：「お〜い！千鶴〜！！！」
あの人は・・・
千鶴：「樹理、どした？」
樹理：「彼女？？もう乗り換えた？」
千鶴：「ちげーよ。鈴より先に好きになったの！」
やめて〜！！照れちゃう〜！！
樹理：「お幸せに〜♪」
この年頃じゃ珍しいソプラノで一言こぼすと家(?)へ帰った
千鶴：「かえろっか」
芽衣：「うん」
千鶴：「チャリ？電車？」
芽衣：「電車だよ」
千鶴：「豪華だな 電車」
芽衣：「自転車なの？」
千鶴：「違う、徒歩」
芽衣：「とととと〜徒歩〜！？」
千鶴：「さすがに徒歩はねぇよ」
芽衣：「騙したぁ〜！」
千鶴：「２ケツして、帰ろっか」
芽衣：「うん！」

〜続く〜

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