TVXQ【小鳥の声を持つ君】僕らが守る２

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小鳥の声の君

７６話：意外なライバル
「荷物忘れた！先入ってて！誰もいないから！！」玄関の前まできてユチョンが車に戻った。
靴を脱いで部屋に入った。誰もいないって言ったのに、突然何かが後ろから被さった。

A「きゃー！！」
ユチョン「A？！どうしたの？！」
悲鳴を聞いて慌ててAに近寄る。

ユチョン「こらハラン。待て！ごめんA。犬大丈夫だった？」
それはユチョンの愛犬ハランだった。Aに被さってしっぽを振っている。

A「犬大好き♪私トリマーの専門学校行ってたんだ。それに大型犬昔飼ってたから。かわいい～よろしくねハラン」

ﾊﾗﾝと並んで座るとAよりﾊﾗﾝのほうが大きい。

A「わ～ふわふわだ♪よしよし、んふふ、あ、ん、チューされた♪」

ユチョン「俺はアレルギーあるからハランとチューできないんだ。それ以上はだめ！ずるいぞハラン！！」

A「昔コリー犬飼ってたの。小さい頃から兄弟のように育ったんだ。」

ユチョン「コリー犬って名犬ラッシー？？だから大型犬大丈夫なんだね。普通はみんな怖がるから。」

A「そうそう♪ハランみたいにいい子でね、甘える子で、ふわふわで♪かわいいなぁハラン♪」

いつまでもハランとじゃれるA。

ユチョン「もーそろそろおしまい！」
A「ごめんごめん、練習しなきゃね。」

ユチョン「違う！俺も寂しいんだけど！」ひょいっとAを抱きかかえる。
「ハランはもうダメ！次は俺！俺にもしてよ？？」

A「へ？ハランと同じように？？」

ユチョン「してくれる？？？」
甘えたようにAを見つめる。

ユチョンの頭をなでてあげる。

ユチョン「んー違う。ハランにはもっと積極的だったでしょ？」
A「なんか恥ずかしいよ///」

ユチョン「じゃ俺からしていい？俺をハランって思ってね♪」

頭、耳、鼻、ほっぺにキスをしていく。

A「あ、ユチョン・・ちょっ///」

ユチョン「ハランもしてたじゃん。ここもさ・・」
唇にキスをした。

A「ん・・あ、ユチョ・・//」

ユチョン「そんな顔はハランにはしてなかったね。もっと見せて。。」

唇に再びキスをしようとしたとき、後ろからハランが乗っかってきた。

ユチョン「うっ、重いよハラン。。」
A「///ハランも一緒遊びたいってよ！ほら練習もしなきゃ！！」

ちぇっ、ハランに邪魔されたぁ。
俺達はピアノの前に座り練習を始めた。