TVXQ【小鳥の声を持つ君】僕らが守る２

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小鳥の声の君

６９話：大好きAside

今までステージには何度も立った。後ろには仲間がいたからいつも支えられてた。
けど今は１人。客席の視線が痛い。
あぁ・・広い客席、ライトが眩しい。。でも聞こえてくる。。私の音楽。。
気持ちい。声が伸びる。大好きな歌。
私にはこれしかないんだから。。。
ジュンス聞こえる？私のことを一番に想ってくれる大好きな人。あ、心配そうに見てる、、ありがとう。
そしてユチョン、私の初恋の人。あれから変わらない優しい態度で接してくれてありがとう。。
ジェジュン、いつもスパルタだけど愛とムチわかってるからね。
ユノ、優しくあったかい大好きなお兄ちゃん。
チャンミン、笑顔でいつも温かい優しい言葉をくれる。たまにブラックだけど笑

みんな大好き、そうか私は一人なんかじゃない。。

ジュンスside

なんだコレ。。心に響く。。これがAの力、声。
あぁ、泣きそうだ。アリスはアリスに育てられるって、ずっと僕の方が力を注ぎ込んでたつもりだったけど、逆だったんじゃないか？
A今誰を想って歌ってるの？僕は君の１番目のファンだから。
君の歌を一人占めにはしないよ、でもその心は僕で満たってくれていたらって望んでしまう。

２曲目に入るとAはにこっと会場に微笑んだ。
その笑顔にみな息を飲む。
ゆらゆら揺れてかわいい笑顔で歌う。
みんなAと同じ表情になる。
すぐに会場の雰囲気を掴んだ。
みんなAが好きになっただろう。

３曲目が始まる前にはトンも準備。
みんな無言でAを見守った。
ＣＭの曲で会場も反応する。
すごい表現力。もう何度泣いたんだってくらい客席は感動の涙だ。

そして最後の曲。最後のサビ、トンたちも出てきて会場は最高の盛り上がりに達した。

JJ「僕たちも応援してる小鳥です。みなさんも応援してあげてくださいね。」
YN「かわいい妹をみなさん愛してくださいね。」
YC「僕も彼女の歌に感動しました、泣きました笑」
CM「すばらしい声ですよね。鳥肌が立ちました。」
JU「嫉妬してしまうくらいいい声です。僕ももっと頑張らなきゃな～」
A「先輩方に支えられています。これからもいい歌を届けられるよう頑張りますので応援してください。」

コンサートは大成功に終わり、次の日からＣＤも店頭に並び、飛ぶように売れた。
コンサートの様子は何度もＴＶで放送されたり番組で流れAの声を聞かない日はない。