TVXQ 僕等の居場所～誰も作ってはくれない～

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Aは…

今度ーそれから１週間

１週間経ってもまだ俺は答えを探していた。

それと同時にチャンミンが言う『綺麗な人』が気になっていた。

『ジェジュンヒョン、本借りてきましたよ。読んでみてください。』

チャンミンがそう言って渡してきたのは薄い小説だった。
本を読むのに慣れていない俺にチャンミンが薄いのを選んできてくれたんだろう。

題名は『春』だった。

『なかなかおもしろいです。返却日が１週間後なんでそれまでに読んでください。』

『１週間で読めって…。わかった。頑張るよ。』

俺はチャンミンにそう言ってしまった為に必死で、でもちゃんと内容を頭に入れながら読んだ。
ドラマの撮影の休憩中にも小説を持ち込んで読んだ。

『春』は男女のラブストーリーが描かれていて、何か切なかった。

題名の通りに切なかった??

題名とは違って切なかった??

またこんなことを考えて唸る。

『チャンミンありがとう。これ良かったよ。小説で何がおもしろいとかはまだわかんないけど良かった。』

俺はチャンミンから受け取って5日後に読み終えた。
自分なりに頑張ったと感じる。

『そうですか。また今度借りて来ますね^^』

『うっうん。また『今度』な。』

今度を強調したらチャンミンに睨まれた。

またいつでも借りて来てください…