TVXQ【恋物語】YUCHUNver.

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Aさん×YUCHUN

もやもやJS｢たっだいまぁ～♪あぁ～ペゴパぁ～｣

JJ｢今日は遅くなったし、出前でも取っちゃおっかぁ～♪｣

JS｢やったぁ～僕はひつまぶしぃ～うきゃんうきゃん♪｣

みんながハイテンションで帰宅する中、俺だけはなんとも言えない気持ちだった

あの後、しばらくしてから俺を追いかけてきたマネージャーに捕まり、俺は強制的に連れ戻された

ちゃんと話も聞いてあげられなかったし、そしてなにより泣いている女の子を一人にしてしまった

はぁ～俺はなんて情けない男なんすか

俺はすぐにベランダに出て、タバコに火を付けた

口から出た煙りが虚しく漂う

まるで俺の気持ちみたいに...

ベランダに肘をつき、前のめりになりながらなにも考えずにタバコを吸った

あっという間に一本目がなくなり、スッキリしない俺はもう一本に手をだそうとした

気づいたら俺の左手からタバコとライターが消えていて、隣には真顔で前を見つめているチャンミンがいた

CM｢どうしたんですか?ヒョンらしくないですよ｣

YC｢あぁ、そうっすよねぇ～俺らしくないっすよね｣

全てが上の空だった

心配してくれているチャンミンに対しての返事でさえも、聞き流すかのような気持ちの入っていない空返事だった

チャンミンはため息をつき、ベランダを出る

そしてヒョンたちと部屋でなにか話している音が聞こえ、静かになったと思ったらすぐに戻ってきた

CM｢さぁ、行きましょう｣

YC｢え？｣

CM｢ヒョンの好きな場所にですよ、なにかあったときは飲んで忘れるのが１番です｣

YC｢チャンミン...｣

CM｢では早く行きましょう、ヒョンたちには僕たちは外で食べると伝えておきましたから｣

そう言うとチャンミンはすたすたとベランダから出て行った

チャンミン...ありがと

チャンミンの優しさにちょっと嬉しくなった俺は、一人でふふっとにやけていた

俺も準備しよう、そう思ったときだった

扉の横からチャンミンがひょこっと顔を出してきて言った

CM｢ちなみに僕は財布持って行きませんからね、前の分の借りを返してください｣

そういうとまたそそくさといなくなった

今日はなにを言われようと愛おしくしか思えないっすよぉ～♪

俺はルンルン気分でチャンミンを追いかけた