TVXQ【恋物語】YUCHUNver.

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Aさん×YUCHUN

無意識戻ってから撮影は順調に進んだ

チャンミンの次に撮影を控えている俺は教会の後ろの椅子に座ってふとAのことを考えていた

まだ3回しか会っていない

しかもそんなにたくさん話したわけでもないのに、俺の頭の中は君の事でいっぱいだった

真っ白な肌

吸い付けられるくらい綺麗な瞳

ふんわりとした短めの髪

そしてあの魅力的な声

元々俺の声も魅力的とみんなには言われていたが、君の声はそれ以上に魅力的だった

あ、またメアド聞けなかった

次はいつ会えるんだろう

次こそ、メアドを聞こう

次?俺達に次はある?

もうないかもしれない

今日は最後のチャンスかもしれない

そう考えたら、俺はいてもたってもいられなくなり、すぐに教会を出た

外に出ると、ファンの子達が入口のすぐそばまで来ていて、出るにも出れない状況だった

SF｢ユチョンさん、今外が騒がしいので中にいてもらってもいいですか?これ以上大学側にも迷惑かけることできないので...｣

YC｢そ...っすよね、わかりました｣

俺は諦めて教会に戻ろうとした

?｢ユチョンさ～ん!!!!｣

聞き覚えのある声だった

俺は声のする方向に顔を向けた

するとさっきAといた子が興奮しながら俺に手を振っている

ゆい｢Aの友達!!ねえ、ジェジュンに会わせてぇ～!!!｣

そういってAを自分の前に立たせた

Aの顔を見た

今にも泣きそうな顔だった

そして俺と目を合わせずに人混みの中から消えてしまった

はぁ～あんな顔をされてほっとける男がどこにいるって言うんすか?

俺はなにも考えず、人混みを掻き分けてAを追った