【小説】鬼弟子〓曽良と奥の細道

曽良「……Aさん、僕を待たせないでください。」

曽良の本気発動〓01〜町〜

ｶﾞﾔｶﾞﾔ………


A「なふぅ…疲れたー!」

芭蕉「そうだね〜、今日もしこたま歩いたよ…(泣)」

曽良「Aさんも芭蕉さんも…なにヘタれたこと言ってんですか？
コテンパンにしますよ(ｼｬｷﾝ」

A/芭蕉「ヒィィ〜っ!!ご、ゴメンなさい…っ!!」


…相変わらず、曽良くん怖いです(笑)

たまにはゆっくりしたってイイじゃないか!←


曽良「何ですか？Aさん」

A「なっ…何でもないれすっ!!」

………もうエスパー級だよ、曽良くん…(笑)


A「ん？…ねぇねぇ芭蕉さん!あそこに何か看板がありますよ!」

芭蕉「あ!ホントだ!!……何だろ〜？」


…その看板には

―近頃、女性が誘拐される事件が多発しております。
女性の方は、くれぐれもご用心ください。―

………だ、そうです(汗)


A「女の人誘拐かぁ〜…あ、私女だよっ!こわわわっ!!」

曽良「Aさんみたいなじゃじゃ馬娘は大丈夫ですよ。」

A「なっ何ソレ!?どーゆー意味ーっ!?(怒)」

曽良「そういう意味です。」

A「ムカーーっ!!」

芭蕉「ほ、ほらほら二人とも…ケンカしないで〜……(汗)」


A「……そ、そうですね、ゴメンなさい…」

曽良「……………。」


………な、何コレっ!?

なんで私が純度100％で悪いみたいになってんのーーっ!?

曽良くんのヤロ〜……っ!!


A「…曽良くんっ!私が絶対ダイジョブってんなら…
……もし、拐われた時は絶対助けてよね!!」

曽良「はい、気が向いたら…」

A「チクショオォォォっ!!」

芭蕉「…えぇと、じゃあ私はちょっと紙買ってくるから…」

A「……あ、ハイ!いってらっしゃい芭蕉さん^^」

曽良「僕も少し用がありますので。10分後に、またここで待ち合わせましょう」

A「ハ〜イ………って、私一人やんっ!?」


ｽﾀｽﾀｽﾀ……(芭蕉&曽良 去る


…はえぇぇぇえっ!!

なんだアイツ等!はやおっ!?


………もうっ!

私が拐われたって、知らないんだからねっ!!

A「…曽良くんのバカっ!!」


浪人1「どうかしたのかい？お嬢ちゃん…
何かイヤなことでもあったの？」

浪人2「おじさん達に話してみない？」

A「うぅっ(涙)聞いてくれるんですか？
………実はですね…」


………………アレっ？

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