相性がいいのは○○系男子！？

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Aさんの診断結果

”体力”・・・夏場の運動なんてしないよ!!?((((；ﾟДﾟ))))そんなあなたに相性のいいのは…

【体育会系男子】ヾ(*´∀｀*)ノ
そんな彼との日常を覗いてみよう…

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夏の総体に向けて、部活に汗を流す姿

『カッコいい…!!』

「本当にねー…部長なだけあるわ。
女子の黄色い声がすごい」

一応マネージャーをさせていただいてる私たちは、ベンチから見ているけど…

「「きゃー!」」

校舎からも甲高い声が聞こえてくる…

「よかったね。マネージャーになれて」

『・・・』

でも…彼にとっては、あの子達と私の距離なんて大差もない気がする。

見守るだけの恋愛…

…近くで輝く姿を見ていられるなら
贅沢は言わない

「はやく!A、こっち!!」

『え!?なに、どこいくの??
もう試合始まっちゃうよ…!?』

私の手を引きながら走る親友の表情はいつになく真剣で…
困惑するばかり

「静かにして聞いて…」

『え?』

立ち止まって、会話が消えると
周囲の声が聞こえてくる…

「Aちゃんに告白だよ!!
"試合で俺がシュート決めたら付き合ってー"くらい言えって」

『な!?』

私の名前が聞こえ、思わず
会話を覗き込む…

話してたのは親友の彼氏さん…
話し相手は…

私の好きな人……――――――

「はー…だから。
あり得ないって前にも言ったじゃん」

『！』

ズキリと何かが刺さるような鈍い痛みに、冷静になった…

バカップルの二人が、あわよくばって…
彼を巻き込んだだけで

可能性なんてないって分かってたはずなのに

「おれ、独占欲強いから
マネージャーを独り占めしたくなっちゃうんだ…って…

困らせたくないんだよ…」

「つーか。俺のプレイ見て…なんざ恥ずかしくて言えるか!!」

え…。これは…
どういう展開…？？

「ほら…試合前のミーティング始まっちゃ…」

近づいた足音と会話が止まる…

『え…っと……』

「マネージャー!!!?」

戸惑う私たちを、バカップルがニヤニヤ笑いながら見守る

『見てます!!試合…全力でプレイしてください!!』

顔を真っ赤にしながら
必死に伝えた思い…

………期待しても、いいですか…?

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観覧ありがとうございました(*´∀｀*)