AさんのStory
言いたかったコトバAとチャンミンの彼女は、
一緒にリビングの扉の向こうに移動した。
「何？チャンミン何か知ってる？」
「いや、むしろ今の状況すら良く分かってませんけど」
コーヒーを冷静に啜る、
寡黙なチャンミン。
「あ、でもあのケージは・・・」
チャンミンが思いついたように言葉を発した瞬間、
「ジェジュ〜〜ン！！」
Aの声に呼ばれて、その方向を見ると
彼女の腕の中に何かが居るのを確認する。
「えっ？何？猫ちゃん？
・・・・あっ・・・！！！」
「ジュリエットちゃんだよ〜！」
するりとAの腕からすり抜けて、
僕の方に歩いて来る、その猫ちゃんは
確かに、僕の部屋から見えたこのベランダと
隣のベランダを行き来していた、僕のキューピットだった。
「わあっ・・・何で？何で？」
驚きで上手く言葉が出ない。
「私のお姉ちゃんが、前この隣に住んでたの。
ジュリエットは、お姉ちゃんの猫で・・・
今出張に行ってるから、私が預かってるんだよ。
ジュリにとっては里帰りみたいなものだよね」
「えー・・・凄い・・・凄いね！？」
そう言ってAを見ると、
「うん、私もビックリした！でも、嬉しいでしょ？
ジェジュン逢いたいっていつも言ってたから」
喉元を撫でると、
心地良さそうにゴロゴロと音を鳴らす。
こんなに近くで対面するのは初めてだね。
僕が言いたかったのはね、
ありがとう、だけだよ。
君が居なかったら、Aと逢えなかったよ。
また逢えて、やっと言える・・・嬉しいなぁ。
「ありがとね〜・・・」
「え？何が？」
不思議そうに僕を見る、３人を尻目に
僕達は、内緒で
再会を喜び合った。
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emu - 初めまして。凄く優しくホンワカしたお話しに何か気持ちがほっこりしました(^O^)Dreamersのお話しも大好きです(*^o^*)また読ませて頂いてます!! (2010年8月16日 21時) (携帯から) (
レス) id: 9395486eb3 (このIDを非表示/違反報告)
jene(プロフ) - セカンドまで全部読みました。うん、敬語になってしまうくらい、本当に素敵な話で、この物語の中のジェジュンの「私」になれた事が本当に嬉しいです。ありがとう・・・はちこーーーーっ！ (2010年7月20日 3時) (レス) id: 9ca1e36a73 (このIDを非表示/違反報告)
はちやん - ムルモさん：返信遅くなり申し訳ありません！！きゃー、一気読みお疲れ様でした！ありがとうございます＾＾ 今、ユチョン編のThird Storyに突入しています。じぇひじぇひ、遊びにいらしてくださいね〜！！＾＾ (2010年7月15日 11時) (レス) id: b7bef7d38d (このIDを非表示/違反報告)
ﾑﾙﾓ - FirstSeasonからSecondSeason全員の一気に読ませて頂きました！文章が綺麗で伏線の作り方も上手でとっても楽しかったです！Thirdも出たら絶対読みます♪ (2010年7月4日 18時) (携帯から) (レス) id: cdc83bf10f (このIDを非表示/違反報告)
はちやん - michunさん：こんにちは＾＾ はい、このパーティーが実行される時は、必ず私達が参加してなくてはなりませんよね！！笑 しかし１０人も揃うとなると、うるさそうですね〜〜〜。。笑 (2010年1月14日 15時) (レス) id: 176e91bb3b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちやん | 作者ホームページ：hachiyan_tvxq@yahoo.co.jp
