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甘酸っぱい距離感3

第16話-肝試し1「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」




―――暗い山の中から甲高い悲鳴が聞こえる。



先程2番目のペアの到着と入れ替わりに、5番目のペアが山の中に入って行った。

もうすぐ私達の番だ。


ちなみに待っている者は、無理やり殺せんせーの短い怪談話を聞かされている。

つまり、後になればなるほど、山に入るのが怖くなるということだ。


殺「―――すると後ろから、ザッ……ザッ……と奇妙な足音が聞こえてくるのです。誰もいないはずの山道を何かが降りてくる……少女は逃げようと思い立ち上がるが、足がもつれてそのまま……」

烏間「6番目の者、準備しろ。」

美山「あっ」


いよいよ烏間先生から声がかかった。

怪談の続きが少し気になったが、カルマくんと一緒にハイキングコースの入口に向かう。


ビッチ「ん?またあなた達なの?崖下落下コンビ。」

美山「………へ?」


なんだそれは。
ネーミングセンス最悪なんですけど。


烏間「あぁ、君らか。今度は気をつけろよ。赤羽くんも無理するなよ。」

カルマ「はいはい」


烏間先生から懐中電灯を受け取りながら、面倒くさそうに返事をするカルマくん。

私はビッチ先生から、懐中電灯と御守りを受け取る。


烏間「わかっているだろうが、山の中では必ず2人で行動すること。無理なことをしてまた事故を起こさないように、くれぐれも注意してくれ。――それじゃあ、気をつけて行ってこい。」


烏間先生とビッチ先生に見送られながら、私とカルマくんは暗い山道に足を踏み入れた。









美山「………ほ……本当に真っ暗だね……」


足下を懐中電灯で照らしながら、ゆっくりと前に進む。

ハイキングコースということもあり、道は綺麗に整備されていたが、周りを取り囲む木々は無造作に生い茂り、微かな月明かりさえも遮断していた。


カルマ「そーだね。これじゃまじで前見えないじゃん。」

美山「うん………」


カルマくんの声がすぐ近くで聞こえる。

2つの懐中電灯の明かりがゆらゆらしてるけど、正直どのくらいの距離にいるのかよくわからない。


カルマ「………大丈夫Aちゃん?」

美山「えっ?!……あ……ぜっ…全然大丈夫だよっ……?!!」


……やばい…声震えてる……

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アザレア(プロフ) - すいません。二次創作なんでオリジナルフラグ外してください。 (2016年3月13日 7時) (レス) id: c48119264c (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 影音緋炉さん» ありがとうございます(*^∀^*)♪嬉しいです!!!更新頑張ります…!!! (2013年5月28日 1時) (携帯から) (レス) id: 7b4f24b296 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - ありがとうございます(T∀T)!!!とっても嬉しいです(*´∀`)♪最近更新停滞気味なので、近々UPできるよう頑張ります!! (2013年3月31日 15時) (携帯から) (レス) id: 7b4f24b296 (このIDを非表示/違反報告)
キリア(プロフ) - とっても面白いですっ!キュンキュンしましたぁ(*∂∀∂*)更新期待してます!! (2013年3月31日 1時) (レス) id: 7cf4d09660 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 面白いですよねっ(*´∀`) 暗殺教室大好きです(*^^*)!! (2013年3月24日 2時) (携帯から) (レス) id: 7b4f24b296 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2013年3月11日 1時

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