【暗殺教室】甘酸っぱい距離感2

甘酸っぱい距離感2

第10話-ｸｲｽﾞ大会2…………ほぉ――｡

ｶﾙﾏくんが普通に計算すると､5秒位で終わるわけだ｡


美山｢………かっこいい……｣

ｶﾙﾏ｢ん?なんか言った?｣

美山｢えっ?!!…あ､いや…なんにも?｣


あははと笑って､正面に向き直る｡

危ない危ない……
思わず声に出たよ……

…ﾔﾊﾞｲ…心臓超ﾊﾞｸﾊﾞｸしてる……



殺｢では第2問です｡これは……2点問題ですね｡｣


2点か…普通の問題かな｡


殺｢国語の問題です｡｣

奥田｢えっ…国語……!?｣



◇第2問◇

この前授業で学んだ宮沢賢治の代表作3作は､｢春と修羅｣､｢注文の多い料理店｣と､あと一つはなんでしょう?



理系の奥田さんにまさかの国語の問題……

答えは多分あれだと思うけど……



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



殺｢はい､磯貝くん｡｣

磯貝｢多分…銀河鉄道の夜?｣




ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟ――ﾝ!!




殺｢正解です｡｣


｢｢｢やったぁ〜〜〜!!!｣｣｣


今度は磯貝くんの班から歓声が沸き起こる｡


奥田｢すいません…わかったんですけど…｣

茅野｢大丈夫!!ﾄﾞﾝﾏｲﾄﾞﾝﾏｲ!!｣

美山｢気にしないで行こー!!｣


今のは見たところﾀｯﾁの差｡
いかに早く押せるかが､今回の勝負の行方を左右するのだろう｡



殺｢では第3問です｡これは……おや､7点問題ですね｡｣





｢｢｢……はああああああぁぁぁぁ?!!!?!｣｣｣




またまた高得点問題ｷﾀ――――――ｗｗ




岡野｢教科は?!｣

殺｢そうですねぇ……理科のような…数学のような……｣


もしかして…り､理系問題!!!?


殺｢ではいきます｡｣



◇第3問◇

[水溶液A]
水:ｱﾙｺｰﾙ＝5:3
[水溶液B]
水:ｱﾙｺｰﾙ＝3:1

の割合で混ざりあっています｡

では､Aの分量を2､Bの分量を1の割合で混ぜると､水:ｱﾙｺｰﾙ＝？:？になるでしょう?




…………?


数学かな?これは……?



美山｢ｶﾙﾏくん､答えって…｣



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



美山｢!｣


殺｢はい､奥田さん｡｣

奥田｢あ､ついた…えっと…2:1…ですか…?｣




ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟ――ﾝ!!




殺｢正解です｡｣


杉野｢おっしゃ!!!ﾅｲｽ奥田!!!｣

茅野｢奥田さんすごーい!!｣

渚｢これであと33点だね!!｣

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