【暗殺教室】甘酸っぱい距離感2

甘酸っぱい距離感2

第10話-ｸｲｽﾞ大会1最初はｶﾙﾏくん!!


美山｢頑張ってｶﾙﾏくん!!｣

ｶﾙﾏ｢うん､ありがと｣


殺｢では早速第1問……おや､10点問題ですね｡｣





｢｢｢……えええええぇぇぇぇ!!!??!?｣｣｣




いきなりｷﾀ――――――ｗｗ





杉野｢ﾗｯｷｰ!!10点いただきっ!!｣

菅谷｢うわ､嘘だろ!?それ絶対ｶﾙﾏに取られるじゃん!!｣

片岡｢もう1回選び直してよ殺せんせー!!｣


一気にｷｬﾝﾌﾟ場内にﾌﾞｰｲﾝｸﾞが起こる｡


殺｢それは無理ですね〜運ですよ運｡それに､ｶﾙﾏくんが正解出来るかわかりませんよ｡｣

ｶﾙﾏ｢もういいから早く出してよ｡｣

殺｢あ､はい｡ではいきます｡｣



◇第1問◇

定価で売ると270円の利益がある品物を､定価の15％引きで15個売るとします｡
そのときの利益は定価の10％引きで9個売ったときと同じです｡

では､この品物の原価はいくらでしょう?





…………｡




おい待て｡
これ早押しだよね?




殺｢下手したら小学生でも解けますよ｡まぁ､君たちのﾚﾍﾞﾙなら､10秒あれば解け…｣



ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ



磯貝｢…え!?はやっ!!｣



もちろん押したのは………



殺｢はい､ｶﾙﾏくん｡｣

ｶﾙﾏ｢930円｣




ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟ――ﾝ!!




殺｢正解です｡｣


渚｢やったぁ!!!さすがｶﾙﾏくん!!!｣

杉野｢10点ｹﾞｯﾄ―――!!!｣

茅野｢あと40点だねっ!!｣


私達の班から歓声が沸き起こる｡

周りを見渡すと､皆呆然とｶﾙﾏくんの方を見ている｡


木村｢え…っ?!この短時間でどうやったら答えがでるわけ?!｣

岡島｢俺まだ一行しか式書いてねぇよ?!｣


ｶﾙﾏ｢ちゃんと計算したよ｡計算方法って言った方がいいの先生?｣

殺｢面倒くさいのでいいです｡次行きましょう｡｣


皆が未だに絶句している中､次だよー､といつもの飄々とした声で奥田さんに順番を譲るｶﾙﾏくん｡


美山｢どうやって計算したの?!｣


私は後ろに来たｶﾙﾏくんに問う｡


ｶﾙﾏ｢どうって…普通に計算しただけなんだけど…｣

美山｢……ふ…普通…｣

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