甘酸っぱい距離感
第1話-出会い3カルマ「次は誰?俺に殴って欲しいやつは、全力で殴ってあげるけど。どこがいい?頭と顔はやったから、今度は腹かな?」
不良勢「「「………」」」
今のあまりの速さに絶句している不良たち。
さっき殴られたやつは、もう完璧に伸びている。
カルマ「……そ。じゃあとっととお家帰んな。」
無感情な瞳で不良たちを見つめながら、冷たい声でいい放つ。
でも、掴まれた右手首はじわじわと温かい。
不良6「……くそっ」
不良たちは、皆赤羽業を射殺すような視線で見つつ、伸びている1人を引きずって路地裏から去っていった――。
カルマ「…あ、大丈夫?怪我してない?」
美山「えっ、あ……いや…別に…」
掴んでいた右手を離して、赤羽業が私の顔を覗き込んでくる。
……その頬には、うっすらと血が滲んでいた。
カルマ「ならよかった。…気をつけて帰ってね。」
そう告げると、彼は自分の鞄を肩にかけ、私にくるりと背を向けた。
……赤羽業は、私のことを知ってたのだろうか…?
いや、そんなわけない。
だって全く接点がないもの。
じゃあ……なんで助けてくれたんだろう……?
――3年E組の赤羽業。
椚ヶ丘中学でも有名な不良学生だ。
私はE組が嫌い。
椚ヶ丘中学の唯一の汚点だと、ずっと思ってる。
あんなやつに助けられるなんて………あり得ない。
美山「……ん?」
ふと地面を見ると、小さなケースが転がっているのを見つけた。
手に取ってみると、中に入っているものはBB弾のようだった。
美山「さっき落としていったのかな…?」
赤羽業が消えた方向を振り返ったが、もうそこに彼の姿はない。
でも…なんでBB弾?
普通こんなの学校に持ってくる?
てか……遊ぶの?
これで……?
美山「………」
しばらく眺めていると、左手につけた腕時計が月明かりに照らされてキラリと光った。
美山「ああああぁぁっ!!!!やだ!!!TV終わっちゃうじゃん!!!」
私は慌ててケースを自分の鞄に突っ込むと、一目散に駆け出した―――。
――――――
BB弾をケースに入れてるのは、ただの妄想ですけど(笑)
多分妄想入り乱れていくと思いますw
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アザレア(プロフ) - すいません。二次創作なんでオリジナルフラグ外してください (2016年3月13日 7時) (レス) id: c48119264c (このIDを非表示/違反報告)
ria(プロフ) - オリフラ外して下さい (2015年6月8日 1時) (レス) id: 4110561723 (このIDを非表示/違反報告)
白黒零(プロフ) - この作品はとってもおもしろいしいいと思いますが、オリジナルフラグは外した方がいいと思いますよ。 (2014年12月2日 17時) (レス) id: e7d1d14b1a (このIDを非表示/違反報告)
はな - ヤバいヤバい〜!!!カルマ君イケメン過ぎますョー^^応援してます!コメ頂けると、0んでもいい・・・・ (2014年4月12日 17時) (レス) id: 4c7f4bda65 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 世の中の流行などに熱中しやすい人のことですかね。でもこの設定…あんまり生かせてないので気にしないでいいですよ(´∀`)笑 (2013年3月19日 19時) (携帯から) (レス) id: 7b4f24b296 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2013年2月6日 1時