私とＴＶＸＱの甘い生活　第六章

今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:627,526 hit

Aさんの診断結果

ライブ当日-2-ーPM4:00ー
開演6:00に合わせ、ヘアメイクや着替えが始まる。
時間が経つにつれて、スタッフの行動が慌ただしくなっていく。
ＳＦ:「Aさんも着替えましょうか。」
A:「はい。」
私は着替えを済ませ、ヘアメイクをしてもらうためにメイク室へと移動した。
日本のスタッフ、韓国のスタッフ入り乱れ、廊下は慌ただしかった。
私がメイク室に入ると、チャンミンとジュンスがメイク中だった。
ＪＳ:「A～。」
ＣＭ:「今からヘアメイクですか？」
A:「うん。」
ＳＦ:「Aさん、何か飲みますか？」
A:「喉カラカラだから、何か飲もうかなぁ。」
ＳＦ:「そこにクーラーボックスありますよね。その中にあるので、好きなのを飲んでください。ただ、あんまり飲むとトイレに行きたくなりますからね(笑)」
ＣＭ:「その衣装はトイレ大変ですねぇ。」
A:「あんまり飲まないようにしなきゃ...。」
そう言いつつも、私はクーラーボックスの中の柚子茶をごくごくと飲んでしまった。
ーPM5:30ー
開演まであと１時間。みんなの緊張感が、次第に高まる。
ＣＭ:「A？顔色悪いですよ？大丈夫ですか？」
ＹＣ:「初めてのライブが、こんな大きな会場だから緊張してるんっすよねぇ。」
何か10分前くらいから気持ちが悪い気がする...。緊張してるから？最初はそう思った。
だが、時間が経つにつれて、その症状は強くなっていく。
ＪＪ:「A、暑いの？汗...かいてるよ。」
A:「ちょ...ちょっと...トイレに行って...くる...」
椅子から立ち上がろうとしたその時、強い目眩に襲われ、私はフラッとなった。それをジェジュンが支えてくれた。
ＪＪ:「A、本当に大丈夫？」
A:「へへ...大丈夫だよ♪着慣れないドレスなんか着てるから、裾踏んだんだよ。ありがとうね、ジェジュン♪トイレ、行って来るわね。」
私は必死に笑顔を作ると、楽屋を出て、そのままドレスの裾を持ち上げ、トイレへと駆け込んだ。