私とＴＶＸＱの甘い生活　第六章

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Aさんの診断結果

二度目の韓国いよいよライブの日まであと２日となった。
彼ら５人と兄は今日の飛行機で、私と日本のスタッフ数名は明日の朝一の飛行機で韓国へ飛ぶ事となった。
５人と私を別々にすることで、ファンの目を欺くためでもあった。私はスタッフと夜遅くまで、ライブ当日に配付するＣＤの荷造りをしていた。
家にいても、結局、一人。今は一人になりたくなかった私は、兄に頼んでスタッフのお手伝いをさせてもらったのだ。
ー次の日ー
私はスタッフと一緒に韓国入りした。
やはり彼らがいない空港は、ファンの子の群れなどなかった。私とスタッフは、その足でライブ会場へと向かった。
ライブ会場に到着すると、会場の外にはファンの群れがポツポツとあった。私達はスモークの貼られた車の中。
誰が乗っているかなど全くわからない。そのままライブ会場の裏手から会場入りした。
日本から持って来たＣＤの段ボール箱を下ろし、私もリハーサルをしている彼らの元へと向かった。
会場は本番さながらのリハーサルが行われていて、彼らもいつになく真剣だった。
一人のスタッフが私に会場入りしたことを告げる。
ＳＦ:「Aさん到着されましたぁ。」
A:「おはようございまぁす。よろしくお願いしまぁす。」
私が声を発した途端、緊迫した空気が柔らかくなった。
ＹＮ:「A～♪」
ＣＭ:「１日振りですねぇ♪」
ＪＪ:「昨日はねっれたぁ？」
ＹＣ:「早くリハーサルしよぉ～。」
ＪＳ:「早く終わらせて、ホテル帰ろう♪」
やっぱり彼らが好き。何があっても私にほほ笑みかけてくれる、素敵なナイト。
彼らのためにも、私がもっと大きくならなきゃ。
早く彼らと同じ舞台に立っても、恥かしくないくらいの器に。
私はそう思った。