Aさまの診断結果です♪
＊真っ暗な僕の心。−−−中庭−−
A:「(来てみたけど…花園さん居ないじゃないの)」
バッ！
A:「っ！？」
鈴川:「良く来たねー。あたしは絶対来ないと思ってたぁ(笑)」
岡部:「こいつヘタレそうだしねー。」
A:「ちょっ…離してっ…！」
痛い痛い。鈴川さんがボクの両手を抑えてる。…予想的中した事にビックリ。
ていうかヘタレじゃないし。
鈴川:「ウゼーんだよ、っと。」(ゲシッ)
A:「うッ…！痛…っ」
鈴川:「さっきビンタされた分、恨むならさっきの奴を恨むんだよー？」
れいなちゃんを恨む訳ねーだろ糞。
岡部:「花園さんねー、アンタの事が嫌いなんだって。あたしらも嫌いだけどね？」
A:「なっ…んで…」
鈴川:「要に、お前の態度が気にいらねぇんじゃん？調子こいててマジウザっ消えてっ。」
嗚呼、イジメだ。しかも暴力あり。
真白:「…ごめんなさい、来るのに遅れてしまったわ。…２人共、先に教室に戻ってて。」
鈴川&岡部:「了解でーす。」
わ、ボス登場。
真白:「…フン。何もかも私より下じゃない。顔も成績も、家柄も。」
A:「…花園さん？」
真白:「よく来たわね有住さん。単刀直入に言うわ。…今日から貴女は私の生け贄よ。」
イケニエって何ですか。
A:「…は？生け贄って…そんなのならないよ。」
真白:「…貴女、施設に入ってるのよね。確か…お日さま園だったかしら？」
A:「…それが何。」
真白:「そこの園長さんと私のお爺様(理事長)が契約をして貴女達はこの学園に通えている事、知っているわよね？」
(……何が言いたいんですか)
真白:「有住さん？私の言う事は聞いて貰わないと、貴女たち施設の人をこの学園から追い出すわよ。」
A:「は……」
真白:「貴女達が学園を追い出されたらきっと園長さん、凄く困るわよね。」
A:「な…っ！」
うっわー卑怯。お父様と皆を巻き込まないないでくれ。…ってボクのせいだよね。
真白:「さ、どうするの？」
A:「…分かった。」
真白:「良い？少しでも逆らったりしたら…退学にしてやるから。」
これからどうなるのかな…。不安。
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作者名：京
