TVXQ―運命―changmin

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チャンミンと私の運命…

優しさ時計を見ると、23時近い。

あたしは睡魔に襲われた。

すごく眠い…

早く帰りたい……

そう思いながら先生達と話していた。

「あの～」

チャンミンが突然口を開いた。

「僕とA先生、授業の調べ物があって、まだ終わってないんで先に抜けますね」

そう言った。

チャンミンはニコっとあたしに微笑むと、お金を先に払って、外に出た。

ひょっとして気づいてくれたの？

ねむいこと…

チャンミンは何食わぬ顔でタクシーと呼んで、あたしの家に向かわせた。

「…チャンミン？なんで先帰るの？」

隣に座っているチャンミンを見た。

「早く帰りたそうだったから」

チャンミンは軽く微笑むと、あたしの肩にコテンともたれた。

あたしに心臓は、壊れそうなぐらいドキドキした。

そしてあたしの家に着いた頃に、チャンミンは目を覚ました。

「…家…上がってく？」

あたしが小さく尋ねると、チャンミンは首をかしげた。

「ん、なに？」

「…もうちょっと一緒にいたい…」

あたしが勇気を振り絞ると、チャンミンは笑って答えてくれた。

「僕の事誘ってるんですか？ふふ、じゃあお邪魔させていただきます」

こうして二人でタクシーを降りて、あたしの家へと向かった。

……―――――――

「おじゃましまーす」

チャンミンは相変わらず笑っている。

リビングにいくと、飾ってあったアルバムを見つけたようで

「見ていい？」

と目を輝かせていた。

あたしはコーヒーを入れて、チャンミンの前に置いた。

「こっちきて」

あたしに気付くと、チャンミンはあたしを自分の横に座らせた。

アルバムを覗き込むと、あたしの卒業文集を読んでいた。

「やだ、これはだめ―」

「なんで～いいじゃん、てかもう読んじゃった」

にっこり笑うと、チャンミンは自分の指に触れた。

ぱっと目線を移すと、指輪をしてあった。