TVXQ―運命―changmin

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チャンミンと私の運命…

懐かしい笑顔「久々ですね。Aさん」

授業が終わり、教室から出ると、チャンミンに話しかけられた。

「あ…チャンミン君…」

「君づけしてると怪しまれますよ、生徒に。チャンミン先生って呼んでください」

そう言ってニコと笑って見せたチャンミン。

懐かしい。

「Aが先生になってるなんてびっくりした」

「チャンミン先生こそAなんて呼んでていいんですか？」

「あ、そうですね。じゃA先生で＾＾」

「あたしも驚きましたよ。チャンミンが先生になってるなんて」

二人の間には微妙な壁ができていた。

懐かしさとなにかが混ざった壁。

「先生づけって変ですね。やっぱり普通に呼ぶよ」

チャンミンは持っていた教科書であたしの頭をコツンと叩いた。

「まだ男と遊んでるんですか？」

嫌味にあたしを見て笑った。

「もう遊んでません～。今はちゃんと先生やってるんだから」

「あれ、以外。てっきりここの先生でも落として遊んでるのかと思った」

「ばか」

なんだこいつは。

君のほうが遊んでるように見えるよ。

「ちゃんと成長したんですね」

チャンミンを睨んでやると、そう言ってチャンミンが微笑みかけた。

その笑顔に思わず言葉がつまった。

優しい笑顔。

前とちっとも変ってない。

遊んでいたことを申し訳なく思える。

「僕のおかげですね」

そう言って他の教室へと消えたチャンミン。

やだ……

あたし顔赤くないかな？

「先生ー次の授業保健ですか？」

女子生徒があたしに話しかけてきた。

そう

あたしは体育の先生。

……チャンミンも。

男子と女子はバラバラだけど、時々一緒に授業することがある。

そんな時の事を考えたら……

おかしくなりそうだ！！