Aさんの診断結果
第6話 *[榎本side]
ｶﾞﾁｬ..
ｺﾂ..ｺﾂ..
K｢…失礼します。｣
僕は密室殺人現場の大野さんの家に入った
A｢失礼します。｣
N｢失礼します。リーダー…泣かないで…っ｣
O｢…ｸﾞｽｯ…っ…｣
M｢失礼します…。｣
嵐の皆さんも僕の後に着いて入って来た
家の窓には一面ビニールが貼ってあり
フローリングには血の痕跡があった場所、被害者が倒れていた場所などが印されてあった
見た限り、完全なる密室だが…
K｢ちょっと失礼します。｣
僕はフローリングを歩いた
歩いていると、ふと相葉さんが話しかけて来た
A｢あの…榎本さん。｣
K｢何でしょうか。｣
A｢何をしていらっしゃるんですか？歩いて…。｣
K｢確かめているんですよ。｣
M｢そんなので分かるんですか？｣
K｢…分かるものは分かるんです。｣
A｢そうですか…。｣
きっと僕の行動を不自然に思っているんだろう
この行動も
僕には必要なんですが…
僕は窓の前に来た時、ふと鍵に目がいった
K｢これはアクセント錠ですね？｣
O｢え？ぁ…はい。｣
大野さんはまだ泣いてるみたいで
目が真っ赤だった
そりゃそうだろう
まさか自分の家で密室事件が起こるなんて
思って無かっただろうし…
N｢あの…｣
K｢はい？｣
急に二宮さんが話しかけて来た
N｢この事件はどのようにして起こったのですか？｣
K｢少し長くなりますが、お話しましょう。｣
こうして僕は
事件が起こった経路を話はじめた…
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作者名：智愛 | 作成日時：2012年7月9日 18時
