JEJUNG & YUCHUN from TVXQ【bright tomorrow ・・・】

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bright tomorrow・・・～君との明日～

30.メールｼﾞｪｼﾞｭﾝさんがタクシーで走り去るのを見送った後、私は地下鉄で帰ろうと駅に向かう。

車内に乗り込むと、空いてる席に座り込み、座席の背もたれに深く腰をかけて目を瞑る。

すると、なぜかいつかの日にか見たﾕﾁｮﾝさんの微笑んだ顔が鮮明に思い出された。

さっきまで会ってたのはｼﾞｪｼﾞｭﾝさんなのに…なんでだろ？

重くなった瞼をゆっくり開き、何となく携帯を見る。

メールが来てる…？

ﾕﾁｮﾝさん？

さっきの態度を気にしたと思われるメールの文面。

よかった…やっぱり、嫌な人なんかじゃなかった。

受信時刻を見ると1時間ちょっと前だった。

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To:ﾕﾁｮﾝさん
Sub：Re:
本文
だいじょうぶですよ＾＾
今度は体調がいいときにでも☆
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私は送信ボタンをためらわず押した。

しばらくして携帯が再びメールを受信した。

ﾕﾁｮﾝさん？

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From:ｼﾞｪｼﾞｭﾝさん
sub:初☆メール
本文
今日はありがとね、つきあってくれて。
またのもうね～＾皿＾

それと、ｼﾞｪｼﾞｭﾝさんのさんはいらないよ～＾＾

おやすみ～☆
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ｼﾞｪｼﾞｭﾝさんだ。さっき分かれたばかりなのにマメだな～。

ｼﾞｪｼﾞｭﾝさんって最初は絵に描いたように美形過ぎて、苦手だったけど、本当はひとなつっこくて話しやすいし、何か気を使わせないかんじでステキだな～。

ﾕﾁｮﾝさんからの返信はまだない。

本当に具合が悪かったんだろうか？本当は他に何か気に入らないこととかあったんじゃないかな？

こうやって考えてみると、私は彼のことを何も知らない…そんな状況がもどかしい。

私は携帯を握り締めながら、再び目を瞑った。