Aさんの診断結果
何考えてるの…？ 大野執事朝
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「ん…。」
自分の寝ているベッドから気配を感じ、目が覚める。
「…またかぁ。」
案の定、隣には私の執事の大野さんが寝ていた。
「はぁ…。」
大野さんは、私が生まれる前からこの屋敷にいるみたい。
私の執事になったのは、私が保育園で大野さんが18歳の頃らしい。
昔からいつも一緒だから、気が許せるけど…。
いつも寝られちゃうとなぁ…。
「はぁ…。結局私が起こすのか。」
本当だったら大野さんに起こされるのが普通なんだけどなぁ；
まぁ、いっか。
「大野さん？起きてください！もう時間ですよ!!」
智「うーん…、もうちょっと…。」
目を開けないままそう答える大野さん。
「ﾎﾞｿｯ)絶対起きる気ないでしょ…。」
智「あるよ？」
「へ？…きゃっ、」
ボスンと音をたてて倒れ込んだ。
その原因は、大野さんに腕を引っ張られたから。
「ちょっ…、大野さん？」
智「やめて。」
「へ？何を…、」
智「その“大野さん”ってのやめて。」
強く向けられた瞳に目が離せない。
「な…んで。」
智「だって昔っからの付き合いなのに未だに名前で呼んでくんないんだもん。」
「だって…。馴れ合いはよくないってお父さんが…。」
智「ふーん…。」
智「じゃあさ、二人の時だけでいいから智って言ってよ。」
「えー；」
なんか、変な空気になってるような…。
「さ…と…し…？」
智「ぶっ。ロボットみてぇ(笑)」
「なっ///!!?」
(私のことからかって楽しんでない///？)
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大野さんのＳ部分を初めて見たAであった。
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智「俺ね、ずっとAが好きだったんだ。
俺を選んでくれてありがとう。」
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-end-
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作者名：みんと | 作成日時：2011年12月26日 9時
