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Aさんの診断結果
58「もしかして…俺待ち?」
「うん…」
「そっか…」
「うん…」
二人のやり取りは、なかなかうまくいかなくて
短い言葉がやたらに大きく響く。
「部屋、行こうか」
マツジュンがそう提案したので、彼の後ろをついていく。
「電話してくれればよかったのに、どうしてまってたの?」
マツジュンちのダイニングテーブルに私とマツジュンが向かい合って座っている。
もっと話ずらい…
「あ…」
なかなか いいたいことが、伝えられない。
なんて 臆病なの…。
「逆に話ずらいよね、ごめん…」
マツジュンが私を悟ったのか、謝った。
「だ…大丈夫…」
そうよ 大丈夫。
でも 私がいいたいのはそんなことじゃない。
「連絡、しなくてごめん…仕事が忙しくて…あのね」
「ごめん…」
え?
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作者名：遥 | 作成日時：2012年1月21日 16時
