SJ―偶然じゃなくて必然。[DongHae]

Aさんの診断結果

救い ﾋﾁｮﾙside久しぶりに冷麺が食べたくて、マスターに電話すると今なら空いてるらしい。
行くっきゃねぇ。

「俺この先で降りるわ」

ﾏﾈﾋｮﾝ「おう！時間までには戻ってこいよ！」

ﾘｮｳｸ「ヒョン、ご飯食べないってこと？」

心配そうな顔で見てるリョウク。

「食べる食べる。心配すんな(笑)」

ﾘｮｳｸ「ヒョン隙があればご飯抜くから！ちゃんと食べないとダメだよ」

わかったわかった、とリョウクの頭を撫でてバンを降りる。

窓を開けて、「返事は一回！」ってプンスカ怒るリョウクに呆れながらも、嫌な気分じゃない。

カフェにつくと、マスターに促され奥のソファに座る。


「おう久しぶり。いつもので」

マスター「かしこまりました」


珍しく誰もいない…ってあれ。ハナじゃん。
あいつもここよく来るのか？

あんな難しい顔して(笑)
何見てんだ？…SUPERJUNIORの手引き？
なんだあれ。

さりげなく、隣のテーブルに移動する。
気づかねーし。自分の世界に入ってんな(笑)

考え込んでるらしい。
MVのことか？
あんなもんその場の空気感、フィーリングだよ。感じろ。
考えるもんじゃねえ。

あっ溜め息ついた。

「おい、溜め息つくな。俺の幸せまで逃げそうだ」

やっとこっち向いたか。
…驚きすぎ(笑)シウォン並の顔芸だ。

A「ヒチョルさん…？」

「さんは要らねぇ。それ以上溜め息ついたらお前幸せが底を尽きるだろ」

いや本当に。

A「皆と昼ごはん食べに行ったんじゃないの？」

ちょっと怒ってやがる(笑)

「今はキムチチゲの気分じゃない」

まぁ冷麺もあんまかわんねぇけど。

「お前もここよく来るの？」

A「うん。時々ここのミルクティーが飲みたくなるの」

ふーん。

「俺も。ここの冷麺なんかわかんないけど、特別な味がすんだよ。だから人が少ない時に来て、店closeにしてもらってる」

A「私いるけど？」

ﾋﾁｮﾙ「さすがに元々いる人まで店追い出せるわけないだろ(笑)ジャイアンか俺は」

俺をどんだけ傲慢だと思ってんだ。
恐ろしいやつだな。

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