SJ―偶然じゃなくて必然。２ [DongHae]

Aさんの診断結果

踏んだり蹴ったり　ｷｭﾋｮﾝside￣


とにかく朝からヒョンの様子がおかしかった。


洗面所でもそわそわ、リビングでもそわそわ･･･トップスの前後ろも違いますよ･･･いっそ、指摘しない方が良かったのかも･･･


これは･･･絶対、何かある。
確信出来る･･･。


生憎今日ソンミンヒョンは事務所に寄ってからスタジオにギリギリつくスケジュールらしくもう出掛けてて･･･俺一人で、様子を窺うしかないな。


朝食もまともに取らないまま、用があると言って早々と宿舎を出ていったヒョンを慌てて追いかける。

万が一ばれないように、いつも以上に変装していこう。
結局、いつものサングラスにフード、ストールで口元を隠した。
これで、完璧だ･･･逆に怪しい気もするけど、今はそんなこと気にしてる場合じゃない。
早くいかないと、ヒョンを見失う･･･


エレベーターに乗り込むと、１０階で止まった。
おいまさか･･････


ﾐﾉ「ぶっ･･･ヒョン！何してるんですか(笑)あっはっはっは！」

今にも酸欠で死にそう。


「ちょっと色々あって、いまから尾行しなきゃいけなくて。お前は？」


･･･おい、笑いすぎだろ。
パーカーに手を突っ込んだまま、肘で小突く。


ﾐﾉ「はぁー、俺は散歩です･･･尾行なんてヒョンらしくないね(笑)ストーカーもほどほどにしてくださいよ〜！」

走り去るミノ。
仕返しは次ギュラインで集まった時だな･･･


と、宿舎を出たものの、、嫌な予感がして駐車場に向かった。
やっぱりそうだ･･･ヒョン、車か。

こんな変な格好までして･･･誤算だった。

今からまた１１階まで上がる気にもなれなくて、自分も車に乗り込む。

少し、車を走らせて気分転換でもしてからスタジオに行けばいい。


…………いや、待てよ。
そういえば今日の番組のスタッフがやってないゲームのソフトをあげるから早く来いって言ってたな。
思い出すのとほぼ同時に、スタッフからメールが来た。


￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
FROM:未登録のアドレス

ゲームの件だけど
用意してきたからおいで^^

あと、どうせ俺のアドレス
登録してないだろ？
しとけよ〜！(笑)

シン
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


登録してないのバレたか･･･


＿

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