～僕の歌姫～ ユノ編

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Aさんの診断結果

不思議な彼　yousaidインタビューが終って、控え室に戻る。

A「次の人。どうぞ。」

そういうと、ユンホさんと目が合い少しすると目線を外して控え室を出て行ってしまった。

A「？？」

その姿に、チャンミンさんがクスッと笑った。

A「今、笑いましたか？」

チャンミン「えっ。あぁ。まぁ。」

少し焦ったようにして、返事をする。

A「何か面白いものでも、載っていたんですか？」

手に持っている雑誌を見つめながら言った。

チャンミン「まぁ。そんなところですかね。」

少し笑いながら答えた。

何か、すごく不思議な人。

心の中で思った彼のイメージなど、本人に言えるわけも無く置いてあった椅子に座った。

チャンミン「･･･慣れてきましたか？」

ふと、彼にそう聞かれる。

A「えっ？」

チャンミン「僕たちに、慣れてきましたか？」

A「ま、まぁ。」

チャンミン「なら良かったです。僕、嫌な雰囲気で仕事するの嫌だったんで、貴方が明るくなってくれて嬉しいです。」

淡々と、そういう彼を見て言う。

A「･･･チャンミンさんって、何か変わってますね。」

チャンミン「そうですね。よく言われます。」

やっぱり･･･。

チャンミン「･･･今、やっぱりって思いませんでしたか？」

A「えっ！？い、いいえ！」

チャンミン「図星･･･ですか。まぁ、いいんですけどね。」

自分の心を見透かされていた事が急に恥ずかしくなってお辞儀をしてから控え室を出た。