あかーしたまにはノッて来て！【ハイキュー】

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ノリLevel.10.

HRと掃除を終え、各自下校していく


｢あかーし、今日も残る？よね？？｣
｢う、うん｣


昼休みからずっと心ここに在らず、といった状態の赤葦
いや、プレゼントが気になるとか、なんかもやもやするとか、そういうのではない。断じて
ただ、なぜかそわそわしている


｢じゃあ机くっつけよー！おやつに今日貰ったお菓子食べようね！｣


そんな赤葦の気持ちも知らず、五十嵐は鼻歌を歌いながら準備をしている


｢あれ、赤葦帰んねーの？｣
｢あぁ、残って勉強するから｣


え、まさか五十嵐と？と聞かれたが、やはり女子と2人きりだとマズいだろうか


｢勉強なんだから別にいいでしょ。さ、関係ない人は帰った帰った！！｣


ぐいぐいと背中を押して半ば強制的に追い出す五十嵐は、少しムスッとしている
やはり五十嵐も冷やかしは嫌なのだろうか


｢男女で一緒にいるのって、そんなに変かなぁ…｣


珍しく弱事を呟いた
確かにこの歳で男女の友情なんて珍しいかもしれない

だけど俺は


｢俺は変だとは思わないよ｣
｢あかーし…！私も！私も思ってないよ！！｣
｢うん。じゃあ勉強始めようか｣
｢あいあいさー！！｣


良かった。いつも通りだ
ほっと胸を撫で下ろし、準備をする

勉強を始めて1時間程経った頃


｢よーし半分終わった！ちょっと休憩しようよ！｣
｢そうだね。俺もキリ良いところまでいったし｣
｢じゃあ菓子パしよ菓子パ！！クッキーとポテチとグミと……｣


次々と今日貰ったであろうお菓子を机の上に並べていく
いくらなんでもこんなには食べきれない


｢さすがに多いんじゃない？｣


そうかな、と首を傾げる
結局ポテチを広げ、2人でつまむ

たわいない話をしているときだった

そういえばさ、と五十嵐が口を開いたのだ

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