あかーしたまにはノッて来て！【ハイキュー】

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ノリLevel.２.


６時間目も終わり、現在はHRの時間
教室には歓喜の声と落胆の声
小テストが返され、追試者が発表されたのだ


「あかーし！これ見て！」
「なに？」
「追試だって！」
「どうしてそれを笑顔で言うのかな」
「吹っ切れた！」
「だろうね」


ハァ、とため息をついて赤葦は返却された五十嵐の小テストを見る

.....５点て


「残り１分で５問も正解してるんだよ？凄くない！？」
「凄くない」


追試が行われるのは明日
明日までに60もの漢字を覚えなければ

五十嵐にできるか？

赤葦は以前行われた中間テストのことを思い出した
テスト前にも関わらず、カラオケに行っただの１日中ゲーム三昧だっただの言っていた
テスト前日はさっさと寝たと言う

しかし、肝心のテストの結果は知らない

勉強してないと言う奴ほど影でせっせとペンを走らせているものだ

赤葦はチラリと五十嵐の方を見る


「アイス何食べよっかな〜。あ、確か期間限定が出ていたような...」


.....五十嵐に限ってそれはないか
自分の考えすぎだ


「アイス、追試が合格したら行こうか」
「えっ、今日じゃないの！？」
「勉強しなさい」
「大丈夫だよ！私、やればできるから！」
「.....いや、そもそも俺部活あるから。...あ、明日からテスト１週間前だったね」


.....はい？と首を傾げる五十嵐


「テスト？」
「期末テスト」
「.....マジですか？」
「マジですよ」



刹那、教室に悲鳴が響き渡ったという



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