【HQ】黒尾鉄朗、やらかした

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な.


「黒尾サイッテー」



「頑張って作ったのに、アレはないわ〜」





「いや、だってさ...！」









だって、なんだ？


頑張って作ったのに、だってもクソもあるか



とりあえず探さないとな









「高橋...！」









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しばらく走って、中庭で彼女を見つけた





声を掛けようか迷ったが、やはりもう一度謝らなければ



意を決して、名前を呼んだ









「高橋...！」









ゆっくりと振り返った彼女の目には、涙





あぁ、俺ホント最低だわ





「...なに。てか、それ...」



「っ...これ、食ってもいいか!?」



「は...？いいよ、無理しないで」



「無理なんかしてねぇよ！」









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―――俺が食べたいんだ！！









「！！...もうそれ黒尾のだし。好きにすれば...」



「じゃあ食うからな！！」









綺麗にラッピングされた箱を開け、チョコを取り出す





中身はトリュフだ





１つつまみ、口に運ぶ









「んっ...!?」



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