Aさんの診断結果
ケーキ.
二宮さんの冗談のおかげか私の緊張ほぐれ私たちの距離はさっきよりも縮まった気がした｡
──そうこうするうちに二宮さんのマンションについていた
にの:｢俺んちここだから｣
(うっわぁ〜･･高級マンションだよ･･
ｴﾝﾄﾗﾝｽﾎｰﾙをぬけ､ｴﾚﾍﾞｰﾀｰに乗り､二宮さんの家の前にきた｡
にの:｢入って入って｡俺､友達と二人暮らししてっから､もしかしたら散らかってるかもしんねーけど｣
あ:｢ぉ･･お邪魔しま-す｣
(男の人の家って､雅紀んち以外あんまり入ったことないから､ﾄﾞｷﾄﾞｷするな･･)
にの:｢おっ!!翔ちゃん珍しく家片付けてる｡ぁ､翔ちゃんって俺の同居人♪あの人片付け苦手なんだけど､俺が帰ってくるから掃除してくれてたみたい｡｣
"翔ちゃん"の姿がなく私が不思議にしてると
にの:｢翔ちゃん今日は仕事が遅くまであって帰ってこられないんだってさ｡ほら､そこ適当に座ってていいからっ｣
あ:｢じゃあ､失礼します｣
と言ってふかふかそうなソファーに座った｡目の前には大きなテレビとおしゃれなミニテーブルが置いてあった｡
にの:｢ビール♪ビール♪ぁ､酎ハイもある!!Aちゃん女の子だから酎ハイのが好きなのかな？ま､いっか､両方もっていっちゃえ♪｣
二宮さんは冷蔵庫の前でそんなことを呟いていた｡
(ぁ!そうだ)
私は荷物の中から箱をだした
あ:｢二宮さん｣
にの:｢ん？なぁに｣
彼はビールと酎ハイを持ち鼻歌を歌いながら私のいるところまできた｡
あ:｢これ､私の作った新作のケーキなんです｡よかったらもらってください｣
そう言ってさっきとりだした箱を二宮さんに手渡した
にの:｢ぉぉ!!まじ?ありがと｡すっげ〜嬉しい♪｣
そういうと私の渡した箱をあけながら
にの:｢見ていい!?･････うっわ､すっげ〜これ本当にケーキ？宝石みたいだよ！｣
あ:｢ありがとうございます･･//｣
にの:｢食べてもいい？｣
あ:｢もちろん､食べてください｣
そういうと二宮さんはさっそくケーキを頬張り･･
にの:｢･･これはやばい..ケーキの世界の革命じゃん｡Aちゃん､超うめ〜ょ｡こんっなうまいケーキ初めて食ったよ!!｣
あ:｢(笑)･･ありがとうございます､二宮さん誉めるの上手すぎです(笑)｣
にの:｢そんなことないって､Aちゃんのケーキが本当にうまいからだょ!!･･あれ？Aちゃんの携帯バイブ鳴ってない？｣
─────携帯に目を落とすと"雅紀"と表示されていた──
ラッキーアイテム
入浴剤
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作者名：ころ
