【コナン】私はヤクブツ依存症 【安室 透】

Aさん、みてくれてありがとうございます。

長き幸せは、すなわち終わりを意味する「はじめっ！」
ｷｭｯ
ﾀﾞｧﾝｯ


「いったぁあぁ」


世良「わ、」

蘭「ちょ、夕ちゃん！？」

「えっへへ、油断しましたぁ、」

綺麗な一本背負いを決めた蘭。

夕「やっぱり蘭さんはすごいです。」
蘭「も〜。」

世良「蘭も手加減くらいしろよ。」

蘭「だって、夕ちゃんが綺麗に懐に入ってきたから、思わず。」

夕「よし！もう一回！次は負けません！」

蘭「え、まだやるの？！」

世良「無理するなよ。」

夕「大丈夫です！」


「よーい、はじめっ！」

ｷｭｯ
ｻｯ ﾋｭｯ

ﾀﾞﾝｯ ｷﾞﾘｯ

先ほどと同じように懐へ入り決めようとする夕。
欄は、同じように決めようとする。

が、それを避けて体制を不安定にした蘭を押す。

そのまま、寝技を決め、押さえ込む。

皆、口を開けていた。


夕「ほら！負けません！」

世良「ゆ、夕、もう離せ！」

夕「あ、ごめんなさい!!」

蘭「ううん。びっくりだよ。急に強くなっちゃって。」

夕「まぁ、二回も使えない技ですけどね。」

世良「確かにな。今のは最初で勝ってる蘭が油断した瞬間だからな。」
夕「一度勝つと使えません。」

世良「でもまぁ、強いんだな！」

夕「ありがとうございます。でも、蘭さんは油断してましたから。」
蘭「たしかに油断しちゃったけど、勝ったの夕ちゃんだから、おめでとう。」

夕「っ、！ありがとう！」

心のそこから喜びが湧き上がる。



楽しい。

ずっと、続けばいいな。


こんな楽しい日が、

ずっと、ずっと、、、









でも、本当にこれが


空想だったなんて。

←人は見かけによらない。｜長き幸せは、すなわち終わりを意味する｜嘘とは時に己を縛る→

→ もう一度｜心理テストを作る｜感想を書く
他の作品を探す