Aさんか、よろしくね。
鴉と烏5月島視点
放課後、部活に行ってみれば日向と秋山さんが話をしていた。
三年生たちはまだ来ていないみたいで。
日向「飛べない烏なんて呼ばれることないです!俺たち飛べます!」
え、いや、昨日のはバレー部のことじゃないって聞いたデショ。
秋山「あの、帰っていいですか、飛んでるのは十分見ましたから、、」
月島「何やってのさ。」
日向「あ、月島。」
秋山「えっと、ちょっと顔出したら、捕まった。」
日向「俺のジャンプに見とれてた!」
月島「いや、あのジャンプ力はだれでもびっくりだよ」
秋山「飛べるのはわかったから帰してぇ!」
月島「秋山さんはなんで顔出したんですか。」
秋山「えっと、落し物を、、」
月島「ここに?」
秋山「ここは暖かいからよく来るんです!ごめんなさい!」←
月島「え、」
すると、なんとも悪いタイミングで、三年生が来た。
菅原「!也烏!」
秋山「!それじゃぁ!」
秋山さんは走り去ってしまった。
沈黙が流れる中で、菅原さんは俯いてしまった。
すかさず部活を始めようと進める澤村さん。
それでも、菅原さんの調子が戻るのはしばらくしてからだった。
秋山視点
ない!
大事な、!
大事なシャーペンがない、!
孝支からもらったシャーペンがない!
体育館で休んだくらいだからその他の場所なんて保健室、でもそこにはもうなかった。
僕は、家に帰る間にずっと考えていた。
見つからない不安と落とした自分に腹立たしくてずっとイライラしていた。
家についてもそれは変わらなくて。
「なんでないんだよ!」
カバンを漁っては苛立ちをましていた。
菅原視点
体育館から去っていく也烏を見つめることもできずに立ち尽くした。
部活も調子が出ずに、大地にかえって休めと言われた始末。
体育館を出るときに見つけた、端に落ちた青色のシャーペン。
どことなく、孤独感が湧いた。
これは、俺があげたやつだ。
也烏が捨てたのか、落としたのか。
そんなのは本人にしか分からないが、
聞くのが怖かった。
俺はそのシャーペンを握りしめて、家に帰った。
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地下猫 - 面白かったです!俺、HQもリボーンも大好きなので読んでて楽しかったです!!でもなんで小説で書かなかったんですか?? (2015年7月9日 3時) (レス) id: 9300b6a9c2 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫斬夜(プロフ) - 狂ちゃんさん» ノヤっさんを出そうか出すまいか悩みまする(´ヘ`;)あ、他に考えてる奴はノヤっさんと幼馴染だった気がする。 (2014年11月11日 23時) (レス) id: fbf692133a (このIDを非表示/違反報告)
泡沫斬夜(プロフ) - 琳鶯さん» ヒャッハーー!! ありがとうございます!m(_)m続き頑張るです! (2014年11月11日 23時) (レス) id: fbf692133a (このIDを非表示/違反報告)
琳鶯 - ヒャッハー!最っ高に面白い! 続き期待します。 (2014年11月11日 22時) (携帯から) (レス) id: 2912a2f0fd (このIDを非表示/違反報告)
狂ちゃん - ノヤっさんの話が見てみたいです(´・ω・`) (2014年11月11日 21時) (レス) id: 038efd62db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:泡沫斬夜 | 作成日時:2014年11月11日 0時