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Aさんか、よろしくね。

鴉と烏2それから、普通に授業を受けていた。

その間にも、頭は也烏のことでいっぱいだった。

『また増えてきた』

前にもそういうことはあった。
也烏は狙われている。

殺しを行っていた者の最期はろくなもんじゃないと、也烏は言っていたが、
そんなことまで也烏を辛いことに追い込みたくない。

髪を切られたということは戦闘をしたということ。


也烏が傷つくところは見たくない。


そう考えているうちにも、也烏は保健室で寝てるんだろうな。

なんて考えてるわけで。


実際、俺という一般人にできることは何もないんだな。



そして、放課後の部活帰り、
大地は肉まんを買って、みんなで食べていた。

俺は影山と話していた時だった。


ザザッ

不可解な音とともに、俺たちの前に黒ずくめの奴らがいた。


《飛べない鴉を知っているか。》

マスクをつけているのか、こもり気味の声。
飛べない烏 という言葉にバレー部全員が反応した。

澤村「その飛べない烏っていうのは、バレー部のことですか?」

変な集団に立ち向かう勇気を大地は見せた。


でも、俺はわかった。
飛べない鴉は、俺らじゃない。
也烏のことだ。

俺は、日向たちの間から正面に出た。

そして、大地に小さな声で話した。

「大地、これは俺らのことじゃない。」

「え、、?」

疑問符を飛ばす大地を尻目に、黒ずくめの奴らと向き合った。

菅原「飛べない鴉。俺は知ってる。でも、こいつらは知らない。何を聞きたい。。」

声が震える。息苦しい。
コートにいる時とは違う緊張。

これは恐怖だ。

《そうか、ならばお前だけ連れて行こう。》

菅原「え、(連れて、行かれるのか、、?)」

油断したすきに相手は手を差し伸べてくる。

ヤバイ、怖い、、動けない。。



助けて、、




シュッ

一瞬。ほんの一瞬目を瞑っただけだった。
風を切る音がしたと思えば、俺と相手の間には、也烏がいた。

秋山「僕が飛べない鴉だよ」

菅原「也烏、、、!」

秋山「・・・ こいつらは一般人だ。手を出せばどうなるか、わかるよね?」

一度こちらを睨んだ後に、也烏は構えた。

そして、一瞬で相手の後ろにいると思えば敵は倒れた。

それを、俺らはポカンと見ていた。

菅原「や、也烏、、こいつら、」

こちらに歩いてくる也烏に、質問をしようとしたのだが、

バチンッ

乾いた音が響いた。

全員が、驚いた。

俺は頬を叩かれた。

鴉と烏1鴉と烏2鴉と烏3



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地下猫 - 面白かったです!俺、HQもリボーンも大好きなので読んでて楽しかったです!!でもなんで小説で書かなかったんですか?? (2015年7月9日 3時) (レス) id: 9300b6a9c2 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫斬夜(プロフ) - 狂ちゃんさん» ノヤっさんを出そうか出すまいか悩みまする(´ヘ`;)あ、他に考えてる奴はノヤっさんと幼馴染だった気がする。 (2014年11月11日 23時) (レス) id: fbf692133a (このIDを非表示/違反報告)
泡沫斬夜(プロフ) - 琳鶯さん» ヒャッハーー!! ありがとうございます!m(_)m続き頑張るです! (2014年11月11日 23時) (レス) id: fbf692133a (このIDを非表示/違反報告)
琳鶯 - ヒャッハー!最っ高に面白い! 続き期待します。 (2014年11月11日 22時) (携帯から) (レス) id: 2912a2f0fd (このIDを非表示/違反報告)
狂ちゃん - ノヤっさんの話が見てみたいです(´・ω・`) (2014年11月11日 21時) (レス) id: 038efd62db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:泡沫斬夜 | 作成日時:2014年11月11日 0時

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