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リフティング「じゃあ、今日は気晴らしに、リフティング選手権でもやるか」
コーチがそう言うと、ほとんどの部員がブーイング。
もちろん、私もブーイング。
みんな、リフティングよりも、パスやシュートの練習をしたいのだ。
また大会で優勝するために。
「まったく、仕方ないな…。今日の優勝者には…後片づけ一週間免除の特権をやる」
すると、さっきまでブーイングしてた人たちの表情が一気に変わって戦闘モードに。
それを見て、コーチは笑い転げた。
私達は一斉にコーチを睨む。
その視線に気付き、咳払いをするコーチ。
「準備できたな? …じゃあ、始め!!」
コーチの合図で、私達は一斉にリフティングを始めた。
1,2,3,4,5,6,…14……26
私はリフティングが得意だった。
耳を澄まして周りの音を聞くと…だんだんボールを蹴る音が減ってきている気がした。
(このままだと…優勝かも?)
私は足に神経を集中させて、ボールを蹴る。
…59,60,61……80……92…
そして、100回目の時、力強くボールを蹴り上げた。
100になったら、大きくボールを蹴り上げるのがルールだった。
その時の快感は、頑張った者にしか味わえない。
蹴り上げたボールは、グラウンドの端の草むらに転がっていった。
「今日の優勝者は、３年の紗月と、２年のAだな」
コーチの声が聞こえた。
「じゃあ、今日から二人は一週間片付けなしだな」
「ありがとうございます!!」
紗月先輩はリフティング選手権でほとんど優勝している常連さんだ。
この部活には、リフティングにおいて、紗月先輩に敵う人はいない。
だって、リフティング最高記録400回以上だから。
「Aちゃん。優勝、おめでとう」
「先輩こそ、おめでとうございます。 じゃ、私、ボールとってきますね!」
私は一礼をして、グラウンドの端っこまで転がったボールを取りに行った。
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まっくす(プロフ) - ありがとうございます∩＾ω＾∩ ジュンちゃん編最近作ったんですよ〜 (2010年2月21日 21時) (
レス) id: 3d8f063759 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - Thanks to�Δ魏�めて読み…ジュンちゃん編があることが発覚!!�瑤發辰帆瓩�見つけたかった〜T Tジュンスとのお話.......まだ半分目までしか読んでいませんが、さすがまっくすさん!!最高です^^ (2010年2月21日 16時) (レス) id: 4f24b951f2 (このIDを非表示/違反報告)
まっくす(プロフ) - ありがとうございます＾＾ サッカー楽しいですよね´艸 (2010年2月12日 17時) (レス) id: 3d8f063759 (このIDを非表示/違反報告)
kuro - 私もサッカー好きなので嬉しいです (2010年2月11日 11時) (レス) id: 245204b105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっくす
