俺のお姫様 (ページ5)

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Ⅳ　　by幽助ページ5

幽助「玲妃と....さっきの占い師」

占い師「人間の心の悪の部分に巣喰って人を悪い道ヘと誘いこもうとする悪徳布教家さ」

幽助「......」

玲妃「...まぁ。病に冒されている心だけが邪鬼に付け込まれるんだけどね。」

占い師「それにしても…あたしが指令を伝える前に犯人を捕まえるなんて驚いたわね。」

玲妃「そうね。幽助じゃできそうもないから私が捕まえようと思っていたのに..霊界探偵としての素質は十分あるわね」

占い師「今回のように背後に異界のものが絡んでいる事件を解決するのがあなたの仕事!霊界探偵としてのあなたの使命なのです」

幽助「〜〜〜〜」

邪鬼『ぐる..じい』

幽助「霊界探偵だの使命だのわけの分かんねーことばかり言いやがって。一体何者だオメーは!?」

占い師「あたし?覚えてないの?」

ﾊﾞｯ

幽助「！？」

ボタン「あたしは霊界から事件の指令をあんたに伝える霊界伝言番。探偵助手のボタンよ。よろしくね!」

幽助「な..なんだって〜！？」

ー次の日の朝 7︰00ー

温子「幽助!！幽助!！起きて!ねぇ起きてよ!」

幽助「ん〜〜...なんだよ。まだ7時じゃねーか」

温子「あ...お、きた...よかった。ふえ〜〜」

幽助「だから、もう大丈夫だって言ったろうが!」

温子「だって、またこのまま寝っぱなしになんじゃないかって、心配なんだもん〜」

俺が復活したのをオフクロが知ったのは、螢子から遅れること5日

それ以来ずっとこの調子だ

ー幽助登校ー

生徒1「あ..」

ｻﾞﾜ..

生徒2「ヒャ！」

生徒3「うわっ!」

ちっ!

まるっきりゾンビ扱いだな

ま......今に限ったことじゃねーか

学校への復帰は色々問題があったがオフクロが強引に押し切ったらしい。

本人(オフクロ)は校長に泣いて頼んだら快諾してくれたと言っていたが..

螢子の話だと学校の廻りを黒塗りの高級車が囲んでいたというから泣いていたのは校長だろう

幽助「ちっ胸くそ悪いな。サボっちまうかコノヤロー」

ｸﾞｲ

幽助「..桑原」

桑原「マジで生き返ったらしいな。往生際のワリー野郎だぜ。だがな！俺がすぐ地獄に送り帰してやるからな!つくづく運のねーヤツだぜワハハハ」

沢村「桑原さん。永吉の件のお礼言うんじゃなかったんスか？」

桑原「う､うるせェ!」

竹仲「コラ」

ぱんッ

竹仲「道の真ん中でつっ立っとらんで早く教室に入れ。幽助!」

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