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Nagi.
凪「A〜」
「あっ、凪どうした？」
凪「外うるさくて(笑)」
" ゆっくりしよ(笑) "
2人分のワイングラスを準備して
カウンターに2人で腰掛ける
凪「このカウンター本当にお洒落だよね」
「美勇人がどうしても欲しかったらしくて」
凪「いつ来てもこれはいいものだと思ってる(笑)」
「ありがと(笑)」
美勇人先輩がこだわりにこだわった注文住宅
一つ一つがお洒落なのはもちろん、この家族に
ぴったりの雰囲気で凄く落ち着く
「気づけばいつも家で集まってる気がする」
凪「しかも私がAん家は居る時ね」
「私達をいいように使いやがって」
凪「でもこうやって皆んなと顔合わせられるのも
私嫌いじゃないけどね(笑)」
「まあね(笑)」
外からガヤガヤといろんな声が聞こえて
椅子をくるっと回して皆んなを見て笑う彼女は
誰よりも人のことが大好きなんだ、と
「でも、こうやって皆んなが笑ってくれるなら
私は何だっていいや(笑)」
凪「私はAが楽しかったら何でも楽しい！」
「何それ(笑)」
2人で顔を合わせて笑えば、昔に戻った気分
" おふたりさ〜ん "
「ねえ、今凪と話してんの」
『俺も話したい』
謙「たまには4人で昔話しようよ！」
凪「うぇ〜」
私達のサイドに旦那共が座れば
ほらね、昔の見た光景とそっくり
「ねえ、美勇人抱きつかないで」
『いいじゃんたまには！』
謙「美勇人やれやれ〜」
凪「A、、(笑)」
変わったことといえば
全員、左薬指にしっかりと結婚指輪が
はめてあることだ
.
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作者名：MIZUHO
| 作成日時：2018年4月19日 7時
