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Nagi.
「凪可愛いじゃん、、！」
凪「Aに言われても説得力ない」
文化祭当日、2日目
今日はクラスの仕事があって、嫌々ながらもメイド服
Aは体型がモデル並みにスラっとしてて可愛くて
私なんか到底近づけない体型で
「そんなこと言わないで」
凪「この野郎(笑)」
実行委員の私達はジロジロと見られる廊下で客引き
右も左も先輩ばかり、Aに声を掛けようとすれば
男女問わず声を掛けられていてなす術なく
「お姉さん1人か〜、俺らと遊ばない？」
凪「、、へ、や、あの、ちょ」
「困ってるでしょ」
凪「あっ、謙ちゃん」
謙「ごめんごめん、此奴等俺のグループのメンバーなの」
凪「そうなんだ、それはすいません」
制服にクラTを着ていつも通りやって来る謙ちゃんと
私服で現れた謙ちゃんのメンバーさん
謙「さっき声掛けたのがモロだよ、あのモロ」
凪「あっ、あのモロさん」
諸「あのモロって何だよ！安井！」
謙「おいおい話すよ(笑)
で、萩ちゃんとさなぴー、顕嵐と凪と同い年のながつ」
凪「宜しくお願いします」
紹介されたメンバーさんに挨拶をすれば
見た目とは裏腹にとても優しかった
凪「そういえば美勇人先輩は？」
萩「あっ、あっちだ」
謙ちゃんとさなぴーさんとモロさんと長妻くんが
4人でヘラヘラしてる時に教えてくれた萩谷くんと
指差して笑ってる顕嵐さん
凪「あ〜、見慣れた光景ですね(笑)」
顕「いつもあんな感じなんだ(笑)
美勇人くん煩いよ〜？今日はAがね！って」
萩「彼氏じゃないくせによくあんな彼氏ヅラ出来るよ(笑)」
凪「先輩、一応ジャニーズなのに全然気にしてないし
寧ろ生徒全員Aのこと好きって分かってますから
ただただ見守ってるだけ、みたいな(笑)」
顕「じゃあ時間の問題か(笑)」
凪「そうですね〜」
3人で2人の会話を遠くから聞いていると
いつもの変わらない光景と会話
「よくあんなチンピラに突っ込めたね、先輩」
『言うてあれ同じクラスだから！』
「でもいつも一緒に居ない人じゃん」
『タイプ違うし！』
「ビビリのくせに頑張ったね、有難う先輩」
『ちょ、行くなよ！』
照れながら私を見つけたAと追いかける先輩
「あ！凪〜」
凪「お帰りなさい」
『もうA待ってよ、ってお前等居たのかよ！』
萩「居て悪かったな」
私の知らない謙ちゃんのひとつ
メンバーのことを知れて
私は少しだけレベルアップした気がした
.
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作者名：MIZUHO
| 作成日時：2018年4月19日 7時
