会えない数だけⅤ ～Next series～ (ページ30)

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Aran.

顕「、、フッ(笑)」

萩「顕嵐今笑った？」

顕「笑ったけど、、」

怜「あれん、スマホの画面見て笑うとか
ただの変態だよ、変態」

あ、俺画面見て笑ってたんだ

でも仕方ねえだろ、可愛いんだわ2人して

「何々？顕嵐1人でニヤついてんの？」

顕「別にそんなんじゃないって」

撮影が終わった謙ちゃんと美勇人くんが帰ってきて

楽屋に入ってきて早々これ

この短時間で誰が話したんだか

まあ、ながつしかいないけど

顕「利音と瑠璃、可愛すぎる」

『2人が？何で？』

顕「見て、これ」

利音が俺に送って来たラインと瑠璃が送って来たラインを

親に見せる、何この隠し事してる子供みたいな

『何これ、可愛い、、』

謙「俺こんなの言われたことない」

顕「謙ちゃんにこんなこと言わないでしょ(笑)」

ソファの端に2人してくっついて

どうする？なんて2人にしか分からない会話を繰り広げて

顕「あ、さなぴーとモロおかえり」

真「なあ、あれ何？」

顕「娘と息子が遠距離恋愛してることに対して
何か親子会議してる、バカ親だよね本当に」

諸「子供の恋愛くらいそっとしといてやれって(笑)」

モロの言ってることは凄い分かる

分かるけども、俺も親だったらあんなことになりそう

だって普通こんなこと言う？

" 離れれば離れるほど好きって溢れちゃうね "

俺、最後にこんな気持ちになったの

いつなんだろ

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