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『A、着いたよ』
「っ、寝てた？私」
『うん、気持ち良さそうに(笑)』
「ごめん」
『ハハ(笑)おはよう』
" ほら、手貸して？ "
助手席の扉を開けてくれ、差し伸べてくれる彼の手を握って
車から降りる
「ありがとう」
『ダメ、離さないの』
「でも、見つかったら」
『大丈夫、此処には誰も来ないから。
そんな俺のこと心配しないの！』
誰かにバレてしまうと思い、繋がれた手を離そうとすると
ギュッと彼の大きな手が私の手を包み込む
「美勇人の手、大きい」
『Aが小さいだけ〜』
「女の子は小さくていいの。
ねえ、本当に何処に行くの？」
『もう少しだから』
2人で誰もいない道を進めば木の奥に隠れた建物
『着いた』
「教会？」
『扉開けてみて？』
「うん」
美勇人の手を離して大きな扉の取っ手を掴み前に押す
「っ、わっ、、、」
『どう？』
「何これ、、、」
バージンロードと言うのだろうか
沢山のキャンドルが暗い教会に綺麗に灯されている
『はい、行くよ』
「ちょ！」
上から美勇人の声が聞こえ、右手を取って
バージンロードとやらを2人で歩く
ついこないだ凪と安井先輩が歩いていた場所を
誰もいない教会で歩くなんて
『はい、到着』
「ねえ、何？」
『A忘れてない？』
「何が？」
『今日、何日？』
「5月16日」
『おめでとう』
「えっ？」
今日が何の日か、聞かれてやっと分かった
『A、お誕生日おめでとう！』
そうだ、今日は私の誕生日だった
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MIZUHO(プロフ) - Emaさん» コメント有難うございます！楽しんでもらえて嬉しいです(^^)私も美勇人の作品作っていて楽しかったので是非、作らせて頂きますね！新作もよかったらお願いします！ (2018年4月19日 7時) (
レス) id: 2f213f30c3 (このIDを非表示/違反報告)
Ema - 完結おめでとうございます！すごく楽しかったです^_^ 美勇人くんの作品また出してくれたら嬉しいです！ (2018年4月19日 1時) (レス) id: 626c55e989 (このIDを非表示/違反報告)
MIZUHO(プロフ) - みささん» コメント有難うございます！私も書こうと思っていたので、近々出したいと思ってます！２つ同時にやるので不定期かもしれませんが、楽しみにしていて下さい！ (2018年4月18日 21時) (レス) id: 2f213f30c3 (このIDを非表示/違反報告)
みさ(プロフ) - とっても楽しく読まさせていただきました！よければたまにでいいので続編的な感じでその後の日常描いて欲しいです！！ (2018年4月18日 21時) (レス) id: 3e9d1e7d13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MIZUHO
| 作成日時：2018年3月17日 22時
