会えない数だけ (ページ31)

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Myuto.

『今日、、、』

あの後急いでAの家に向かい、着いて早々

リビングに入り、面談かのように向かい合って座った

マ「てっきり日付も前々から聞いてると思ってたのよ」

『行くことだけは入学前に』

連れて来た理由は留学のことだった

凪ちゃんからやっすー、俺の順できっと

耳に入るんだと思っていた

まさか親から直接言われるなんて正直驚いている

パ「きっと言わなくてもいつかは耳にすることだから
先に言っとこうと思ってな」

『ありがとうこざいます』

意味もなくお礼をするとAパパがまた口を開いた

パ「けど、本題はこれじゃないんだ」

『はぁ、、、？』

パ「美勇人くんに、謝りたくてな」

『、、、謝りたい？

それは僕の方じゃ、、、』

今日久しぶりに会ったのに

俺はが何か仕出かしたわけでもない

そしたら2人だって俺に何かしてきたわけじゃない

まあ、あの時散々Aパパに罵声浴びさせられたけど

パ「あの時、美勇人くんに散々な思いをさせてしまった。
言ってる時は突然過ぎて怒ることしか出来なくてな。
本当はそういうことをしたかったわけじゃないんだ」

『や、でもそれは僕自身がまだ大人になれ「悪かった」

『え？ちょっと、頭上げてください！』

突然立ち上がり、深々と頭を下げた2人

俺自身が甘い考えだったから言ってくれたわけで

まああんな風に言われたくなかったけど

寧ろ快くOKしてくれると思ってたけど

マ「ごめんなさい、本当に2人の気持ちを考えてなかった」

『や、それは本当に僕の勝手な行動であって
決してお2人がそんな謝るなんてこと』

パ「俺らも、2人と同じ行動を取っていたんだ」

同じ行動？

なに、俺らなんかしたっけ？

同居？んなわけないだろ、この夫婦に限って

マ「同居、してたの」

言葉と頭がついていかず、なにも発せなかった

後から事を話す大人

言っちゃ悪いけど、都合よすぎだろ

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