煙草の味がした (ページ38)

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「本日は画面越しではありますが、SnowManの
デビューライブを見て頂き、ありがとうございます」

最後、自分の挨拶

言いたいことは沢山あるけど
こういう時、全部忘れる

だったら、今までのこと
全部離しちゃえばいいじゃん

「夢だったデビューライブ。
手を伸ばせば届くはずなのに、全然届かなくて。

あぁ、私がいるからダメなんだ。
女がいるだけでこんなにもダメなんだ、って。
沢山自分を責めて、メンバーを苦しめました。

足手纏いになりたくなくて、歌もダンスもアクロバットも
同じレベル、いや、それを超えるくらい努力した」

怪我するからやめろ、って
何度しつこく言われたか

案の定怪我してもっと怒られて
まあそれもいい思い出だけど

「けど、難しいですね(笑)男女の差って。
どんだけ頑張っても置いていかれて。

っ、、何度、辞めたいと、思ったことか。
何度、ジャニーっ、さんを、恨んだ、ことか」

ジャニーさんにはウザいくらい
暴言吐いては困らせて

けど、それでも私を捨てなかった
しつこく私の後をついて来て

まるでストーカーのようだった(笑)

それよりおかしいなぁ

なんでこんなに涙が出るんだろう

「けど、出逢った頃から、ずっと6人は
私を、一度も、っ、見捨て、なかった、、っ。

ウザイくらい、過保護で、、っ、しつこくって。
でも、そんな、お兄ちゃん達が、大好き、で、、。

今では、3人も、私にっ、過保護で、、(笑)

私、死ぬほど甘やかされて育ってきて。

だからね、この衣装。
恩返しで、皆んなに、プレゼントしたの。

いつも、ありがとう、って。

そしたらふっかが大泣きしてて(笑)」

そう言えば、後ろから

辰「お前それ言うな(笑)」

って言うから笑った

「成長した姿を、メンバーに見てもらいたかった。
そしたらひーくんが、最後にこの衣装着ようって。
本当にありがとう」

ひーくんに向かってお礼を言えば

『おう(笑)』

久し振りに私に向かって笑ってくれた

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