煙草の味がした (ページ24)

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衣装をお披露目した翌日
早起きして学校へ行った

「2人とも本当にごめんね」

深々と頭を下げて言えば

麗「そんなのいいって！それよりメンバーさんどうだった？」

「喜んでくれたよ。ふっかなんて泣いてた(笑)」

大「良かったな」

「うん。2人共本当にありがとう」

2人の目を見て改めてお礼を言えば

" Aにお礼言われると照れる "

って笑った麗奈

大「暫くは来れなくなるんだろ？」

「言うても2週間だけどね」

麗「体調気をつけてね？」

「もう皆んなして親みたい(笑)」

大「毎回言ってんのに気をつけないからだろ。
自分のせいじゃねえかよ(笑)」

「フフッ(笑)」

沢山迷惑掛けているのに
大丈夫だよ、って甘えさせてくれて

この2人と出逢えて本当に良かったと
心の底からそう思う

麗「あ、そろそろ時間じゃない？」

「うん。じゃあまた。暫く会えないけど」

大「ライブ楽しみにしてる」

「あ、グッズ大量に送るから」

麗「もう購入済みなんで大丈夫です。
ちなみにAの団扇は5枚購入しました」

「じゃあ追い団扇、」

大「早く行け(笑)」

「うん(笑)行ってきます」

2人に手を振って足早に
学校を出れば一台の車

「遅えよバーカ」

「ごめんね、しょっぴー」

別に対して太陽も出てないのに
厳ついサングラスかけて

全然怒っていないしょっぴー

翔「シートベルトした？」

「したよ」

翔「ん、」

「何これ」

翔「おにぎりとゼリーとOS1とグミ」

今にもはち切れそうな
大きなコンビニ袋

「げ、」

翔「これライブ終わるまでに食べきれなかったら
罰ゲームあるからよろしく」

「えー！なんでよ！てか罰ゲームって何！」

翔「新しい美顔器を買ってもらう」

「はぁ？自分で買ってよ！」

" 嫌なら食え "

まあこれがしょっぴーの
私に対するお世話の仕方で

「、、はーい」

なんだかんだで1番
気にかけてくれているから

いつも嬉しいなって思う

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