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Ren.




『A、ウェディングドレス着るの夢だったじゃん』


と、言うと鼻で笑って

" そんな時もあったね "

って、願望あったのって俺だけ?


「別に諦めたとかそういうんじゃないよ。
今だって着たい気持ちも少しはあるし」

『じゃあ、』

「蓮の仕事上、絶対ってないじゃない。
式当日に仕事が入ったり、前日までライブかもしれない。
そんな疲れてる状態で蓮を振り回すのはよくないなって」

『A、』


" ウェディングドレスなんていつでも着れるじゃん "


と、笑う彼女を見て

芸能人ってなんでこんなに
都合よく回らない世界なんだろうと

少しだけ腹が立った


「今は蓮と2人で楽しく過ごせればそれでいいの」

『いつか、絶対着させるから。絶対に』

「うん、ありがとう(笑)」


Aが似合うドレスって
どんなカラーなんだろう

でもA綺麗だから
どのカラーでも似合うんだろうなって

勝手に頭で妄想して


「ねえ、ニヤニヤしないで気持ち悪い」

『Aのウェディングドレス姿想像してた』

「いややめて(笑)」


でも本当に、隣並んで
Aの喜ぶ顔が見たいから

それまで待ってて




.

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ちさ(プロフ) - 蓮くんとの甘いお話もっと読みたいです。キュンキュンをありがとうございました。 (2022年1月16日 0時) (レス) @page37 id: 2ded74d4fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Milo | 作成日時:2021年2月5日 12時

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