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Ren.




俺の前に立つしょっぴーは正直怖い


何考えてるか分からないし
次に何を言うのかすらも分からない


『、、は?しょっぴーに何が分かんの?』

翔「じゃあ逆にお前はAちゃんの何が分かんの?
この6年、Aちゃんの何を見て来た?」

『、っ』


そう言われると言葉が見つからない

ちゃんとAを見てきたつもりだった

けどそう言われると本当のAは
どれだったんだろうって


翔「Aちゃんだって本当は目黒に会いたいんだよ。
けどめちゃくちゃ我慢してんの、目黒のために。
こんな状況で会いに行って、ましてや医療従事者で。
もし自分が感染者だったら確実に目黒に移しちゃう。
目黒の感染源が分かったら、目黒の今後に響くから。
Aちゃんは全部お前の為を思って我慢してんの。
それなのにお前はなんだよ。会いてえ会いてえって。
自分の我儘押し付けて、Aちゃんの努力を
踏み躙るようなことしてんじゃねえよ」


そう言ったしょっぴーは
少しだけ息切れしかけていた


翔「それも分かんねえなら、別れた方がいいんじゃねえの」

『っ、』


そう言ってしょっぴーは
俺の横を通り抜けて楽屋へ戻った


誰にもぶつけられないこの気持ちを
拳に込めて壁に当てても

誰も、何も返してくれない


『A、、』


なんでこんなことになったんだろうな、俺達




.

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ちさ(プロフ) - 蓮くんとの甘いお話もっと読みたいです。キュンキュンをありがとうございました。 (2022年1月16日 0時) (レス) @page37 id: 2ded74d4fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Milo | 作成日時:2021年2月5日 12時

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