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「よーっ、A」
「げっ、鉄パイプ」
廉「相変わらず反応酷すぎ」
莉「永瀬仕事は?」
廉「必要無さそうだから逃げてきてん」
「それ逃げたんじゃなくてサボりだし、
鉄パイプは使い物にならなかったんだよ」
廉「なんやねん、そんな言わんくてもええやろ」
クラTを着て、首から宣伝の看板を掛けて
宣伝しながらサボる鉄パイプ
なんだかんだで気合い入れて髪の毛くるんくるんだし
顔だけはいいから、女子が寄ってたかってって
私の周りは顔が整ってる人が多すぎる
廉「てか今日午後誰と回るん?」
「莉奈達と」
廉「明日は?」
「明日は慎太郎と私と慎太郎の家族と回る」
廉「えー、俺とはいつ回るん?」
「誰も回るとか言ってないし回るつもりない」
廉「なんでなん?森本はよくて俺はダメなん?」
はてなマークでひたすら返してくる鉄パイプ
こうなったら誰も止められない、マジでしつこい
「や、だからさ?『A終わったよ』
廉「あ」
『あ、どうも』
廉「どうも」
「何2人の空気」
『別に何も無いよ。てか終わったから回ろうぜ!
俺お腹空きすぎてそろそろ限界HPマジない』
「大袈裟すぎでしょ。じゃ、鉄パイプじゃあね」
廉「来年は回れよ?!てか彼女なってるはずやからな!」
「それは一生ないから大丈夫!」
多分あのまま彼が来なかったら
私と莉奈は鉄パイプに押しつぶされていて
それこそHPは底をついてゲームオーバーだったろう
「慎太郎、ありがと」
『ん?』
「なんでもない」
『なんだよ(笑)』
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作者名:MIZUHO | 作成日時:2019年4月26日 19時