シロツメクサの花冠 (ページ14)

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髙「2年生ビッグイベント2つ目は？ジェシー！」

ジ「ぶんかさーーい！！！いぇーい！！！」

2年生だけビッグイベントが3つある

体育祭、今回のイベントである文化祭

そしてその1ヶ月半後に修学旅行が控えている

髙「そこでこれから文化祭実行委員決めまーす」

樹「うわー、ダルすぎ」

髙「じゃあ樹やるか？」

樹「俺キャプテンだから無理！」

莉「その逃げ方1番ダサい」

北「あ、髙地！」

髙「どうした、北斗」

ダルい、と口々にみんなが言うなか、

北ちゃんが私の腕を掴んで挙げた

「え、ちょ、何」

北「遅刻魔Aのペナルティこれでいいべ！」

「、、はぁ？！」

ジ「AHAHAHAHAHA！！最っ高(笑)」

髙「それはナイスアイデア！A決まりな～」

「拒否権なし？北ちゃんマジなんなの！」

北「遅刻してる奴に拒否権ありませーん」

「席替え希望しまーす」

髙「それは無理でーす、はいじゃあ次男子。
誰かやりたい奴いるー？」

そりゃね、男子は男子で部活もあるし

自分達の代になったからこそ、ダルいだろう

『髙地いいよ～、俺やる～』

髙「お～、慎太郎やってくれるか！
じゃあAと慎太郎で決まりな！」

そう言って、全員が拍手をする

そんな " 引き受けてくれてありがとう " の

ホッとした目でこっちを見るのはやめてくれ

でも、なんで彼は引き受けてくれたんだろう

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