境界線Ⅱ (ページ48)

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「美味しい？」

辰「めっちゃ美味いじゃん！」

涼「店に出そっかな～」

仕事そっちのけでお兄ちゃん達とベンチに座って一緒にお喋り

優奈にも許可貰ってるからサボりじゃないもんね

辰「今日髪型凝ってるね」

「お兄ちゃん来るから気合入れてみた」

辰「可愛いじゃん」

「へへ、嬉しい(笑)」

ラプンツェルみたいな髪型、色んなお花も付けて

今回ばかりは最後だからね

涼「あれは？彼氏さん、何処居るの？」

辰「あー、そうだそうだ、挨拶したい」

「する必要ある？(笑)」

辰「まだお世話になってんだからそれくらいしないと」

「何してるんだろ今。
スマホ弄れそうにないからな～」

きっと見回りで忙しいとは思うけど一応スマホを出して

ラインを開いてみるけど既読は付きそうにないから

何もせずそのまま閉じた

「あれ？Aちゃんじゃん！」

「ほんとだ！やべえ！めっちゃ可愛いじゃん！」

辰「え、あれ誰」

「あれね、、」

何処かで見たことある六人組の大所帯

左から順に優吾くん、大我くん、慎太郎くんに樹くん

慎太郎くんの後ろにジェシーがいて

『お前らうるせえよ』

慎太郎くんと樹くんの間に入って頭を叩く彼がいた

辰「イメージとは大違いだな」

「よく一緒にいられたよね、、(笑)」

ゲラゲラと笑いながら来る五人に呆れて笑う彼

なんだかんだで凄く楽しそう

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