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「、、どうしよ」
無我夢中で走り出した
気付いた時には彼のマンションの前にいて
冷静に考えると手遅れなことしてしまった
そして此処に来てしまったこと
コンビニに行ってもお金は無いし
公園に行ったって子供達しかいないから嫌だし
「まだかな、、」
スマホの時刻は18時を示していた
充電も残り10%
ラインも電話も誰もして来ない
唯一の連絡はお兄ちゃんから
" 落ち着いたら帰っておいで "
落ち着いても家に帰るなんて到底無理
あんな暴言吐いて親の前に現れたくもない
『A、、？』
「ほっくん」
『何してんの』
玄関の前でしゃがんで下を向いていたら
遠くから彼の声がして、そのまま家に上げてもらった
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作者名：MIZUHO
| 作成日時：2018年5月12日 22時
