23話 ページ25
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c「つまりハムスターとして可愛がればええんですね！」
チーノの元気な発言に
横に座るショッピは冷ややかな目を向けた
まぁ。ハムスター……ね、
g「まぁ可愛がるかは知らんが……仲良くしてやってやれ、エーミールがある程度言葉や知識を身につけさせれば軽い仕事も出来そうだしな、ほら、トントンとか、な？」
t「あんたらが訓練や！とか訳分からんこと言わんと黙々とやること済ませてくれれば俺も拳が痛くなる回数減るんやけどな」
h「正直俺も少しコネちゃん派なんだけど」
k「ほんまかひとらん！！！いやぁー！やっぱお前は分かるやつやな！！プロ！」
h「そこまで酷くないから一緒にされるのも癪だなぁ」
o「そろそろ教えてくれてもええんちゃうグルッペン、狙われてる彼女なんで匿うんや」
g「単純だ、俺らが追ってる組織と繋がる糸口だからだ彼女の逃げた研究所…きっと今までで1番奴らに近いぞ」
ピリッと空気が変わる
俺らがおってる組織
そう、こうして俺らが小さな国をまとめ軍事を強めるのには訳がある
魔法があるこの世界
中にはもちろん禁忌とされる魔法もある
そんな魔法を使いこの世界を一つにまとめ、汚れきったこの世界を1度からやり直そう！なんていった馬鹿げたクーデターを起こしたのが
2000年前以上ものの出来事で今では学校で習うような事件、
勿論それを引き立てた強い魔力のもつ首謀者がいた
世界は混乱し、全世界戦争に近しい悲惨なことも起きた……誰も奴らを止めれなかった
人々は泣き叫び
魔法を酷使して命を絶つ者もいた
そんな悲劇が3週間続いたのだ
生きる希望をなくし、無実な人々が多く息絶えた
世界をやり直す、そんな馬鹿げた小さなことがここまで大きくなるなんて誰も予想だにしなかったのだ
皆が絶望に堕ちる、、その1歩手前だった
一人の女が立ち上がったのだ
大魔法使い、彼女は自身をカミエラと名乗った
まさに神の子、神話、伝説として語り継がれる女
白髪の長い髪に真っ赤に染まった美しい瞳
凛とした立ち振る舞いをする彼女が人々に手を貸し
自身の膨大な力を解き放ち、一夜で全てを元に戻し終わらせた＿＿＿＿＿＿
そして姿を消した
人々は歓喜し神の子、カミエラを探し回ったが
誰一人として彼女を見るものは現れなかった
まさに神話、どこまでが本当の話かも分からない
ただひとつの事実はアルビノの女が世界を救ったということ
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