無知な少女は愛を知る【魔法パロ】 (ページ21)

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19話ページ21

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g「では紹介しよう今日からしばらく無期限で保護することにしたAだ、正真正銘のアルビノの少女だぞ」

t「魔力はないけどな」

「魔力がないんですか！？」

グルッペンさんが紹介すれば驚いた声を上げる一人の男性

g「あぁ、研究所から逃げ出してきたらしい」

「研究所……大丈夫なんですか……彼女は」

t「大丈夫じゃないやろうなぁ」

o「まぁまぁグルッペンが決めたんやし？俺もAちゃんの頭覗いたしさ、嘘も隠してることもひとつもないよ」

h「なら今はいいんじゃないかな、俺らも自己紹介しとこうよ初めまして、俺はひとらんらんって言うんだひとらんって呼んでよ宜しくね」

少し遠くの席から私を見て優しく微笑んだ男性はひとらんさんと言うらしい黒い髪の毛に綺麗な黒い瞳が特徴的で赤いばってん印のマスクをつけていた

c「じゃ次俺ですね！初めましてチーノです！！仲良くしてな！ほい、次エミさん」

水色の髪の毛に不思議な眼鏡をかけた明るい青年はチーノと名乗ってにこにこ笑っている
すると先程驚いていた男性がすっと立って胸に手を当てて私の方へ向いた

e「えー、私エーミールと申します普段は図書室で篭って仕事をしてるので良ければ来てくださいねよろしくお願いしますねAさん」

r「えーと、俺はロボロやでこの城とか門の監視係やってるねんよろしくな？」

『よ、よろしくおねがいします……』

はじめまして、と挨拶してくれた人達に頭を下げる
なんだ緊張してた気分も少しずつ解けて
ロボロさんはそういえば門でぐるっぺんさんと話してた人だ、と思い出す

g「とりあえずここにいる全員の紹介は済んだな、では」

すっとグラスを高くあげるグルッペンそれに合わせてみんなもグラスをあげる
私も水の入ったグラスを真似してあげてみる

「「「「「かんぱーい！」」」」」

大きな声が響いて少し前にグラスを突き出す
さて食べるか！なんていって
皆が料理に手をつけ始める
私には見たことの無いものばかりでどうすればいいか分からなくなって止まってしまう

o「Aちゃん、取ってあげるから何が好きかな？」

『あ、えっと…見たこと無いものばかりで……ごめんなさい……』

sha「っむぐ、みたことない！？何食べてたん！」

シャオロンは胸元を叩きながら問いかける

『えっと……栄養のあるゼリーとか？がほぼ毎日で……てかそれしか食べた覚えが…』

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